搭乗レビュー
ルフトハンザ新型CクラスシートAllegris利用 初期不良が発生で非番のメカニックの方が登場
- 口コミ投稿者
- gomaさん
総評
毎回ルフトハンザのレビューで書いていますがLHのCクラスシートは業界2周回遅れ旧式タイプでハズレ感半端ないのですが、今回はLHが満を辞した新生ビジネスクラスシート。その名もAllegrisと登録商標されています。9月の時点で新型シート就航路線は5路線と限られており全てミュンヘン発の便です。なぜフランクフルト便が無いのか不思議です。予約確定時ではサンフランシスコ便や上海便が毎日投入されてるのに比べてモントリオール便は新型シート機材での運航は毎日行われていません。当日の機材が新シート対応機材かどうかは運次第です。新型シート換装済み機材は9月に中旬時点ででたった5機のA350の900型さんとネットにあります。調査すると9月のモントリオール便運航でAllegris仕様機材は運航はたった2回‼︎ 6%の確率です。これは無理同然…今回もいつのもオールドスクールのシートかとガッカリしながらオンラインチェックイン開始。シートマップにはなんと1x2x1コンフィグが表示されています。これは間違いなくAllegris仕様機材です。うまく後方がバルクヘッドに面した窓側1人席が取れました。とは言っても9月の6%の運航実績から考えるとLHサイトのチェックインサイト表示バグじゃねのという疑念が拭えません。何せドイツ企業では平気でこのタイプのミスは起こるので…
当日の使用機材を調べると出発4時間前に発表されてそれはD-AIBV。ほう…これはおかしい。Allegris搭載機材の5機全てレジの下二桁がXで始まる機齢一年未満の新造機材たち。 しかしこのBVさんは機齢6歳。たった6年の落ちの旧Cクラスシートをを最新鋭のAllegrisに全換装するのか?という疑問が浮かびます。当日は半信半疑で搭乗ゲートに向かいます。定刻20分遅れで搭乗開始、グループ2番の搭乗で問題なく搭乗すると果たしてシートは… ちゃんとAllegrisシートでした。シートコンフィグ1x2x1 は他社でよくある2x2x1などの異形配列に比べて隣席との間隔はかなりあります。さらに隣席とは通路を挟み物置テーブルを介すのでさらに間隔が空きます。素晴らしい。素直に褒めたくなります。前後配列は互い違いになっている他社にある最新形式です。シートクッションもいつものケツの痛くなるものとは比べ物にならないしっかり硬いです。収納スペースは皆無ですが物置は十分で小物を棚に置いたり靴や毛布等も置く場所があります。窓のピッチは2つ分で標準的です。テーブルは悪名高い旧式の仕舞う際にかなりの力で押さないと下に下がらないタイプから水平方向へスライドするタイプへ変更。ただ1つ問題点があります。シートバックのランバーサポートが硬すぎて以上に膨らんでいます。シートを倒して横になると体が弓形になります。シート調整のボタンを押しても何も変わらないのでCAさんに見てもらうと既知の問題らしくすぐにシートのリセットをしてくれますが直りません。すると斜め向かいに座っていた非番のLHテクニックの整備士の方が現れてシートボトムを外し配線を調べています。「ランバーサポートのクッションへ空気が常に送られてますね…」といって色々調べてもらいますがクッションは蒲鉾のように弓形に膨らんだままです。前の席が空いていたので移動できないか聞くとこの席は故障しているので無理との回答が… 新製品特有の初期不良のようです。色々試してもらいやっと空気が抜けて柔らかくなり寝ても痛くない程度になりました。後で話すとメカの方は3人の同僚と休暇中でモントリオールに来たそうです。
モントリオールは8時間弱西に飛んで時差6時間。日本と1時間しか時差が変わらないのですが飛行時間は4時間近く短く奇妙な感じがします。1回目の食事の後うとうとしてると、あっという間に2回目の軽食サービスが始まります。飛行時間は7時間49分。SimBriefの疑似飛行プランと誤差1分の飛行時間、いつものことながら正確さに感心します。最新の製品は必ず初期不良のバグを抱えてるので、今回のような問題は安定するまで半年ぐらい時間はかかるような気がします。今後改善されることを期待しますがともかく今回のフライトは久々にルフトハンザの起死回生感のある納得いくフライトでした。
当日の使用機材を調べると出発4時間前に発表されてそれはD-AIBV。ほう…これはおかしい。Allegris搭載機材の5機全てレジの下二桁がXで始まる機齢一年未満の新造機材たち。 しかしこのBVさんは機齢6歳。たった6年の落ちの旧Cクラスシートをを最新鋭のAllegrisに全換装するのか?という疑問が浮かびます。当日は半信半疑で搭乗ゲートに向かいます。定刻20分遅れで搭乗開始、グループ2番の搭乗で問題なく搭乗すると果たしてシートは… ちゃんとAllegrisシートでした。シートコンフィグ1x2x1 は他社でよくある2x2x1などの異形配列に比べて隣席との間隔はかなりあります。さらに隣席とは通路を挟み物置テーブルを介すのでさらに間隔が空きます。素晴らしい。素直に褒めたくなります。前後配列は互い違いになっている他社にある最新形式です。シートクッションもいつものケツの痛くなるものとは比べ物にならないしっかり硬いです。収納スペースは皆無ですが物置は十分で小物を棚に置いたり靴や毛布等も置く場所があります。窓のピッチは2つ分で標準的です。テーブルは悪名高い旧式の仕舞う際にかなりの力で押さないと下に下がらないタイプから水平方向へスライドするタイプへ変更。ただ1つ問題点があります。シートバックのランバーサポートが硬すぎて以上に膨らんでいます。シートを倒して横になると体が弓形になります。シート調整のボタンを押しても何も変わらないのでCAさんに見てもらうと既知の問題らしくすぐにシートのリセットをしてくれますが直りません。すると斜め向かいに座っていた非番のLHテクニックの整備士の方が現れてシートボトムを外し配線を調べています。「ランバーサポートのクッションへ空気が常に送られてますね…」といって色々調べてもらいますがクッションは蒲鉾のように弓形に膨らんだままです。前の席が空いていたので移動できないか聞くとこの席は故障しているので無理との回答が… 新製品特有の初期不良のようです。色々試してもらいやっと空気が抜けて柔らかくなり寝ても痛くない程度になりました。後で話すとメカの方は3人の同僚と休暇中でモントリオールに来たそうです。
モントリオールは8時間弱西に飛んで時差6時間。日本と1時間しか時差が変わらないのですが飛行時間は4時間近く短く奇妙な感じがします。1回目の食事の後うとうとしてると、あっという間に2回目の軽食サービスが始まります。飛行時間は7時間49分。SimBriefの疑似飛行プランと誤差1分の飛行時間、いつものことながら正確さに感心します。最新の製品は必ず初期不良のバグを抱えてるので、今回のような問題は安定するまで半年ぐらい時間はかかるような気がします。今後改善されることを期待しますがともかく今回のフライトは久々にルフトハンザの起死回生感のある納得いくフライトでした。
機内食・ドリンク
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インターネット環境
接続サービスは故障していて、インターネットには接続できませんでした。チーフのCAさんはわざわざ説明しに来てくれました。
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地上サービス
セネターラウンジは飲み物注文式でしかもらえないのでマイナスです。次回からは通常ラウンジを利用したいと思います。
コストパフォーマンス
機窓・風景
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搭乗機(外観)
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