搭乗レビュー
サウディアジャンボで弾丸サウジ
搭乗写真
総評
サウジアラビア。それは日本人にとっては世界で最も入国が困難な国。
観光ビザの発給がされていないのです。ビジネスで行くか、サウジ在住の者に招待されるか、ムスリム(イスラム教徒)でなければ原則として入国が許されません。
しかしながら、自称747ハンターの私はそんなサウジアラビアのフラッグキャリア、「サウディア(旧サウジアラビア航空)」のジャンボに乗るべくサウジ渡航を決めました。
もちろん入国する資格はありません。入国をせずトランジット(乗り継ぎ)をすることにしたのです。こうすれば前述の条件を満たさなくともサウジ発着の飛行機に乗ることができます。
サウディアの旅客型ジャンボには大きく分けて2種類のものが存在します。自前で購入した"純正"のサウディアジャンボ(HZレジ、大きな「God Bless You」の文字、カスタマーコード末尾68)と、他社からのリース機(TF・HS・9M・ECレジなど、カスタマーコード12・H6など)です。リース機はハッジフライトの際に様々な場所に飛んだり、定期便でも中東各地やトルコ、モロッコに飛んだりしますが、HZレジの"純正"ジャンボは昨年12月までフィリピンのマニラに集中投入されていました。
他のアジア各地に投入される機材が次々と777になっていくなか、マニラだけは不動の純正747だったのです。
しかし、そんな日常も昨年12月で終焉を迎えます。ついにマニラ線のトリプルへの置き換えがアナウンスされたのです。1月からの新しい747投入路線は、ラホール、イスラマバード、コロンボ、カイロなど。日本人にはさらに乗りにくくなってしまうことが判明しました。
こうなれば急いで乗りに行くしかない。747運航終了1週間前に搭乗を果たしました。
マニラという身近な場所からHZレジの純正サウジジャンボに乗る、いま思い返せば本当に貴重な経験でした。思い切って行って良かった。
マニラ出発は20時。座席はアッパーデッキを選択。これにもワケがあります。実はサウジジャンボ、アッパーデッキはビジネスクラス座席がエコノミークラスとして開放されているのです(座席以外のサービスはエコノミーと同様)。クオリティに関してはさほど良くありませんが。
イラン航空のホマークラスと同じような座席でした。サウディアは機体が到着したのち次のフライトまでのインターバルが非常に短くキツキツの機材繰りをするためか、座席やテーブルの故障は日常茶飯事。機内コンディションは自分が今まで乗ってきた航空会社の中でも最悪レベルでした。
そして機内食に関しては、なぜか2度目のミールを出すタイミングが極端に遅い。降下開始直前(到着まで1時間足らず)で出されるので乗客もクルーもアタフタでした。
ジャンボ搭乗だけを目的に利用したサウディア。こういった理由なしに乗ることはもう二度となさそうです笑
観光ビザの発給がされていないのです。ビジネスで行くか、サウジ在住の者に招待されるか、ムスリム(イスラム教徒)でなければ原則として入国が許されません。
しかしながら、自称747ハンターの私はそんなサウジアラビアのフラッグキャリア、「サウディア(旧サウジアラビア航空)」のジャンボに乗るべくサウジ渡航を決めました。
もちろん入国する資格はありません。入国をせずトランジット(乗り継ぎ)をすることにしたのです。こうすれば前述の条件を満たさなくともサウジ発着の飛行機に乗ることができます。
サウディアの旅客型ジャンボには大きく分けて2種類のものが存在します。自前で購入した"純正"のサウディアジャンボ(HZレジ、大きな「God Bless You」の文字、カスタマーコード末尾68)と、他社からのリース機(TF・HS・9M・ECレジなど、カスタマーコード12・H6など)です。リース機はハッジフライトの際に様々な場所に飛んだり、定期便でも中東各地やトルコ、モロッコに飛んだりしますが、HZレジの"純正"ジャンボは昨年12月までフィリピンのマニラに集中投入されていました。
他のアジア各地に投入される機材が次々と777になっていくなか、マニラだけは不動の純正747だったのです。
しかし、そんな日常も昨年12月で終焉を迎えます。ついにマニラ線のトリプルへの置き換えがアナウンスされたのです。1月からの新しい747投入路線は、ラホール、イスラマバード、コロンボ、カイロなど。日本人にはさらに乗りにくくなってしまうことが判明しました。
こうなれば急いで乗りに行くしかない。747運航終了1週間前に搭乗を果たしました。
マニラという身近な場所からHZレジの純正サウジジャンボに乗る、いま思い返せば本当に貴重な経験でした。思い切って行って良かった。
マニラ出発は20時。座席はアッパーデッキを選択。これにもワケがあります。実はサウジジャンボ、アッパーデッキはビジネスクラス座席がエコノミークラスとして開放されているのです(座席以外のサービスはエコノミーと同様)。クオリティに関してはさほど良くありませんが。
イラン航空のホマークラスと同じような座席でした。サウディアは機体が到着したのち次のフライトまでのインターバルが非常に短くキツキツの機材繰りをするためか、座席やテーブルの故障は日常茶飯事。機内コンディションは自分が今まで乗ってきた航空会社の中でも最悪レベルでした。
そして機内食に関しては、なぜか2度目のミールを出すタイミングが極端に遅い。降下開始直前(到着まで1時間足らず)で出されるので乗客もクルーもアタフタでした。
ジャンボ搭乗だけを目的に利用したサウディア。こういった理由なしに乗ることはもう二度となさそうです笑
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