搭乗レビュー
A380初搭乗(*´з`) 翼よ!あれがパリの灯だ
- 航空会社
- タイ国際航空
- 便名
-
TG930
エコノミー
- 搭乗日
- 2017/10
- 路線
- スワンナプーム(バンコク) → シャルル・ド・ゴール(パリ)
- 機体記号
- HS-TUE
- 機材
- Airbus A380-841
- 口コミ投稿者
- おかげ犬さん
搭乗写真
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TG930便のボーディングパス
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シートモニター
日本語対応 -
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総評
こんにちは。今回はバンコク⇒パリ(シャルル・ドゴール)行、タイ国際航空930便のレポです。なんと言っても今回のハイライトは「世界最大の旅客機A380に乗ること」
今回はすこーし拡大し、シャルル・ドゴール空港のようすについても能書きをたれさせていただきます。参考になれば幸いです(*'▽')
【スワンナプーム空港ラウンジ】
南周りヨーロッパ行は時間がかかるため敬遠する人が多く、そのおかげでチケットは安いような気がします。おまけに、トランジットして遊ぶことを考えればけっこうお得な選択肢かも、僅かですが時差に馴れることもできお薦めです!
空港ラウンジですが、日本やヨーロッパより東南アジアの方が豪華で充実しています。一番の押しはシンガポール・チャンギですがスワンナプームもなかなかいい感じです。
今回寄ったのは3階にある「MIRACLE LOUNGE」というところ、食べ物・飲み物はビッフェから自由に選べ、Wi-Fiはもちろんありますし、新聞雑誌も読み放題。館内のディスプレイにはフライト情報が逐次伝えられ大変便利、照度低めでひと眠りするにもグッドなコンディションです。熱帯国のせいでしょうか、アイスクリームとフルーツの品揃えが特に充実しています。
【搭乗時セキュリティチェック】
スワンナプームの面倒なところは搭乗口に到るコンコースでもセキュリティチェックがあること。(出国時の検査と搭乗時検査の計2回ある)簡単な持ち物検査とボディチェック、金属探知機をくぐるだけですが、混んでいると思いのほか時間を要します。
今回は深夜なので空いていましたが、混雑時は注意が必要です。
【いよいよA380搭乗】
TG930便のA380はエコノミークラス435席、ビジネスクラス60席、ファーストクラス12席の507人乗り、今回は1階の一番後ろ、後部階段近くに席を取りました。最後尾はドーンとリクライニングできるので快適です。
シート配列は3-4-3とB747と同じですが、席幅は747が16.5に対し380は18.2インチ、とてもゆったりしています。
この機のエンジンはロールスロイスのトレント900とかで、とても静かにソフトに吹け上がり、鈍重な巨体をふわ~っと持ち上げてくれます。
【機内食1回目】
離陸後すぐに機内食が賄われたのはビックリしました。食事は朝だけだと思い、ラウンジでいろいろ食べてきたのですが誤算でした。食後はコーヒーブレイクもなく、すぐ就寝態勢に、照明は白色灯からピンクの灯に変わり、程なく暗闇状態。
トレント900の音色を枕に飛行機は高度3万5千ftを滑っていきます。ふとブラインドを開けるとアフガニスタンやパキスタンの街明かりが点々と見えました。戦争で荒廃しているイメージがあったのですが空から見ると意外に賑やかなようです。
【設備・アメニティ】
毛布と枕があり長時間フライトに配慮されています。シートモニターは日本語対応、ゲームや映画がたくさん用意されていて楽しいですネ。
また、各席にUSBポート1基、列毎にAC電源タップ(おそらくCタイプ)が備わっており、ノートPCも使用可能です。
機内は広いですがトイレの大きさは小型機といっしょ、狭いです。
そしてA380ならではの特徴といえば総2階建てのキャビン、一番後ろには階段がありその周りはデッキになっています。ちょっと体を動かしたい時は有難い空間です。そんなわけでエコノミークラスに座るなら後ろがおススメ!
【機内食2回目】
朝5:30、飛行機がチェコ領内に入ったところで朝食開始、メニューはオムレツ&ソーセージでなかなか美味しいです(*'▽')
6:30に最後のコーヒータイム、空はまだ暗く、眼下に街の灯が瞬いています。正確にはパリの灯ではありませんが、成田を出てから20時間のフライトを経ると、妙に感動しちゃいます。
【謎空港ロワッシーアン(Terminal-1)】
シャルルドゴール空港はロワッシーと呼ばれるのですが、ここの第一ターミナルはポール・アンドリューという変態建築家の作で、初めての旅行者を驚愕のルツボに叩き落としてくれます。そのポイントを列挙すると以下の通り
・ターミナルが円形ドームのため方向がわからなくなる
・Arrivalが3階、Depatureが1階という、国際標準に逆らった変態設計
(普通、Arrivalが1階ですぐバス・タクシーにアクセスするようになっているのに3階に着くため構内をさまよう羽目に、何階にいるかもわからない)
・エスカレーターの全てが円の中心部を抜ける設計になっているが、どのエスカレーターが何階に繋がっているのかわからない。これは「宇宙船にのるような演出」のための設計で雰囲気優先、利便性はまったく考えられていない。
・チェックインカウンタやイミグレでできる行列も円に沿う形になり、隣との仕切りが不明瞭で、どこの窓口に並んでいるのかわからなくなる。「この列はどこに行くの?」という質問を何回か受けた。
・とにかく英語表記が少ない、ある程度フランス語がわからないと迷うの必至(英語は小さく書いてあることが多い)
【総評】
タイ航空のバンコク⇒パリ路線は最高の機材、最上の人員を配置しているようでサービスはきめ細かく丁寧です。エコノミークラスでも十分快適ですので、ぜひ利用してみて下さい。
A380は販売不振で生産中止になったそうですが、低燃費で後続距離も長く良い機材だと思います。私が搭乗する1週間前にエールフランス66便の第4エンジンが壊れるトラブルがあったのですが、こちらはGEとP&Wの合弁会社「エンジンアライアンス」が製造するGP7200エンジン搭載機でした。
タイ国際航空のサービスは非の打ちどころがなかったのですが、1回目の食事後、ギャレーで食器の雪崩があり、凄まじい音が発生しました。この辺のフォローがあればよかったですね。
ロワッシー1には参りましたね( ノД`)シクシク…
私が訪れた空港の中で、もっとも苦労した部類です、このあと乗った電車も切符の買い方がわからず途方にくれました。まあ、これも旅のスパイスですかね、今度行く時はスマートに対応できると思いますが…
今回はすこーし拡大し、シャルル・ドゴール空港のようすについても能書きをたれさせていただきます。参考になれば幸いです(*'▽')
【スワンナプーム空港ラウンジ】
南周りヨーロッパ行は時間がかかるため敬遠する人が多く、そのおかげでチケットは安いような気がします。おまけに、トランジットして遊ぶことを考えればけっこうお得な選択肢かも、僅かですが時差に馴れることもできお薦めです!
空港ラウンジですが、日本やヨーロッパより東南アジアの方が豪華で充実しています。一番の押しはシンガポール・チャンギですがスワンナプームもなかなかいい感じです。
今回寄ったのは3階にある「MIRACLE LOUNGE」というところ、食べ物・飲み物はビッフェから自由に選べ、Wi-Fiはもちろんありますし、新聞雑誌も読み放題。館内のディスプレイにはフライト情報が逐次伝えられ大変便利、照度低めでひと眠りするにもグッドなコンディションです。熱帯国のせいでしょうか、アイスクリームとフルーツの品揃えが特に充実しています。
【搭乗時セキュリティチェック】
スワンナプームの面倒なところは搭乗口に到るコンコースでもセキュリティチェックがあること。(出国時の検査と搭乗時検査の計2回ある)簡単な持ち物検査とボディチェック、金属探知機をくぐるだけですが、混んでいると思いのほか時間を要します。
今回は深夜なので空いていましたが、混雑時は注意が必要です。
【いよいよA380搭乗】
TG930便のA380はエコノミークラス435席、ビジネスクラス60席、ファーストクラス12席の507人乗り、今回は1階の一番後ろ、後部階段近くに席を取りました。最後尾はドーンとリクライニングできるので快適です。
シート配列は3-4-3とB747と同じですが、席幅は747が16.5に対し380は18.2インチ、とてもゆったりしています。
この機のエンジンはロールスロイスのトレント900とかで、とても静かにソフトに吹け上がり、鈍重な巨体をふわ~っと持ち上げてくれます。
【機内食1回目】
離陸後すぐに機内食が賄われたのはビックリしました。食事は朝だけだと思い、ラウンジでいろいろ食べてきたのですが誤算でした。食後はコーヒーブレイクもなく、すぐ就寝態勢に、照明は白色灯からピンクの灯に変わり、程なく暗闇状態。
トレント900の音色を枕に飛行機は高度3万5千ftを滑っていきます。ふとブラインドを開けるとアフガニスタンやパキスタンの街明かりが点々と見えました。戦争で荒廃しているイメージがあったのですが空から見ると意外に賑やかなようです。
【設備・アメニティ】
毛布と枕があり長時間フライトに配慮されています。シートモニターは日本語対応、ゲームや映画がたくさん用意されていて楽しいですネ。
また、各席にUSBポート1基、列毎にAC電源タップ(おそらくCタイプ)が備わっており、ノートPCも使用可能です。
機内は広いですがトイレの大きさは小型機といっしょ、狭いです。
そしてA380ならではの特徴といえば総2階建てのキャビン、一番後ろには階段がありその周りはデッキになっています。ちょっと体を動かしたい時は有難い空間です。そんなわけでエコノミークラスに座るなら後ろがおススメ!
【機内食2回目】
朝5:30、飛行機がチェコ領内に入ったところで朝食開始、メニューはオムレツ&ソーセージでなかなか美味しいです(*'▽')
6:30に最後のコーヒータイム、空はまだ暗く、眼下に街の灯が瞬いています。正確にはパリの灯ではありませんが、成田を出てから20時間のフライトを経ると、妙に感動しちゃいます。
【謎空港ロワッシーアン(Terminal-1)】
シャルルドゴール空港はロワッシーと呼ばれるのですが、ここの第一ターミナルはポール・アンドリューという変態建築家の作で、初めての旅行者を驚愕のルツボに叩き落としてくれます。そのポイントを列挙すると以下の通り
・ターミナルが円形ドームのため方向がわからなくなる
・Arrivalが3階、Depatureが1階という、国際標準に逆らった変態設計
(普通、Arrivalが1階ですぐバス・タクシーにアクセスするようになっているのに3階に着くため構内をさまよう羽目に、何階にいるかもわからない)
・エスカレーターの全てが円の中心部を抜ける設計になっているが、どのエスカレーターが何階に繋がっているのかわからない。これは「宇宙船にのるような演出」のための設計で雰囲気優先、利便性はまったく考えられていない。
・チェックインカウンタやイミグレでできる行列も円に沿う形になり、隣との仕切りが不明瞭で、どこの窓口に並んでいるのかわからなくなる。「この列はどこに行くの?」という質問を何回か受けた。
・とにかく英語表記が少ない、ある程度フランス語がわからないと迷うの必至(英語は小さく書いてあることが多い)
【総評】
タイ航空のバンコク⇒パリ路線は最高の機材、最上の人員を配置しているようでサービスはきめ細かく丁寧です。エコノミークラスでも十分快適ですので、ぜひ利用してみて下さい。
A380は販売不振で生産中止になったそうですが、低燃費で後続距離も長く良い機材だと思います。私が搭乗する1週間前にエールフランス66便の第4エンジンが壊れるトラブルがあったのですが、こちらはGEとP&Wの合弁会社「エンジンアライアンス」が製造するGP7200エンジン搭載機でした。
タイ国際航空のサービスは非の打ちどころがなかったのですが、1回目の食事後、ギャレーで食器の雪崩があり、凄まじい音が発生しました。この辺のフォローがあればよかったですね。
ロワッシー1には参りましたね( ノД`)シクシク…
私が訪れた空港の中で、もっとも苦労した部類です、このあと乗った電車も切符の買い方がわからず途方にくれました。まあ、これも旅のスパイスですかね、今度行く時はスマートに対応できると思いますが…
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