SIN > BKK ジャンボに乗りたくて-1 - タイ国際航空 口コミ・評価

航空会社 タイ国際航空

2024年04月15日に撮影されたタイ国際航空の航空機写真

© じーく。さん

タイ
IATA | ICAO
TG | THA
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
SIN > BKK ジャンボに乗りたくて-1

航空会社
タイ国際航空
便名
TG410
ビジネス
搭乗日
2017/12
路線
シンガポール → スワンナプーム(バンコク)
機体記号
HS-TGW
機材
Boeing 747-4D7
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
4ッ星
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
maccha_chaさん
アクセス数
430
投稿日
2017/12/25

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗機はスタアラ塗装でした
  • 写真の種類:座席(シート)
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般

総評

B747-400は大好きな飛行機ですが搭乗したことがありません。たまたまTGで航空券価格を検索していたら同機での運行が一往復あり、お値段も手ごろだったので即決でバンコクまで飛びました。
TG利用も初めてでした。

【機内食・ドリンク】
アルコールは離陸後からの提供でした。
食事はワントレーでのサービスで、味は濃い目でしたが美味しかったです。

【座席(シート)】
ライフラットの古いタイプですがマッサージ機能付きなのがいいです。
ミドルハウル程度なら快適に過ごせると思います。

【機内スタッフ】
とても丁寧で、かまいすぎないさっぱり感と距離感が良かったです。

【エンターティメント】
フライトパスのみの利用でした。
古いタイプのディスプレイでした。

【トイレ・洗面台】
年季が感じられますが綺麗に保たれていました。

【機材コンディション】
インテリアにレトロな印象を受けました。

【空港サービス】
TGのラウンジは他のラウンジに比べると軽食程度なので簡素です。ただ、人が少ないので静かにゆったりと過ごせます。

【総合評価】
初めてジャンボに乗れて、とても貴重な経験でした。
距離が近いからか少し滑走してすぐ離陸したのに驚きました。
普段この区間をSQのB772で利用している相棒は「B772より到着が早い気がする」と言っていました。

コメント

  • 2017/12/26 16:03:12

    maccha_cha様

     お久しぶりです。HB-JMBでございます。

     >普段この区間をSQのB772で利用している相棒は「B772より到着が早い気がする」と言っていました。<

     おそらくそれは気だけではないかと思います。というのは、B747-400は(標準的な)巡航速度としてはマッハ0.85~0.855程度(気圧や温度により厳密には違いますが、参考値としていうと巡航高度上でおよそ920km/h程度となります)に対し、B777では経済性を重視した設計となっており、同じ(標準的な)巡航速度はマッハ0.84(同じく910km/h弱)となっているためです。後から述べるようにA340のような運用上の制約は避けるべく、それよりは高めの巡航速度を確保しつつも、あまりに巡航速度の設計値を高くしすぎるとそれはそれで巡航にあたり余分な燃料を消費してしまうため、バランスをとってB777ではB747-400よりは低いマッハ0.84を巡航速度としたようです。

     巡航性能が遅い旅客機と言われたA340-200/300ではマッハ0.82(同じく885km/h程度)なので、マッハ数0.01~0.02程度の差ではたいしたことはないと思われがちですが、A340の後ろにB747-400がついていくと追いついてしまい、管制が飛行機相互間の間隔をきちんと空けて誘導することがこの程度の速度差でも難しいといわれていたため、A340とB747-400では航空路を分けていたとされるほどです(なお、A340はB747-400より上昇性能も悪かったという問題もこの航空路分離の要因ではありますが、速度差の問題もあります)。例えばシベリア上空の航路などではA340とB747などの機種で航空路が分離されていたとも言われています。

     また、着陸前に空港に近づいてきた際、安全間隔を取るため、巡航速度の遅い飛行機の方が迂回させられたりであるとか、離陸後に上昇中も後続の巡航速度の速い飛行機との間隔を空けるたけに管制指示で迂回を余儀なくされたり、あるいはその速度性能の低さから(経済効率が最も高い)高度が巡航速度のより速い飛行機にふさがるといった悪影響もあったため、飛行中の効率を優先するために巡航速度を低くしすぎた設計にしてしまうと、こうした点から実運航面では、落とした巡航速度による経済性がこうした管制の状況から低減、相殺どころか、巡航速度の設計値を落としすぎたことによる非経済性すら発生することになります。

     巡航速度の設計を低くしすぎたために運航効率を上げられず(運航効率が低ければ燃料も余分に消費するため)、そして4発ということからA340は燃油価格が上がると敬遠されることになってしまった要因であります。

     それだけ、巡航速度をどうするかというのは、運航(オペレーション)面で極めて重要な問題(それは設計時だけでなく、航空会社である日のある便の飛行計画を作成する際にどの速度で飛ぶか?を決めることは毎回の運航時に極めて重要で、綿密な分析が毎回行われたうえで決められています)

     余談ばかりで恐縮ですが、ご参考までに。HB-JMB

     

  • 2017/12/26 21:20:42

    HB-JMB 様

    ご指摘・ご説明いただいたとおり、相棒の気のせいのようです。
    なにせ「いつもなら映画を1本完結できるのにできなかった」という基準だからです。

    おそらく本人もジャンボが初めてで慣れたフライトよりも写真を撮ったり周りを観察したりと他のことに忙しかったのも影響していると思います。

    ご説明から、どれほど飛行機が綿密に計算されているかが伺い知れます。
    ただ空を飛べるだけでなく、経済性、快適性など本当にさまざまな事項が考慮されているんですね。

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