帰宅路3便目-時間も機材も便名も変更、ということは… - ユナイテッド航空 口コミ・評価

航空会社 ユナイテッド航空

2024年03月29日に撮影されたユナイテッド航空の航空機写真

© gucciyさん

ユナイテッド航空は、1926年4月に設立されたヴァーニー・エ...
IATA | ICAO
UA | UAL
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
帰宅路3便目-時間も機材も便名も変更、ということは…

航空会社
ユナイテッド航空
便名
UA3877
エコノミー
搭乗日
2015/04
路線
ニューアーク(ニューヨーク) → バーリントン
機体記号
N19554
機材
ERJ145
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
3ッ星
地上サービス
4ッ星
口コミ投稿者
MaplecroftInnkeeperさん
アクセス数
696
投稿日
2015/04/16

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    オハイオ州コロンバスから飛んできた飛... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗時間が遅れたのは、最後のこの短距... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    シートピッチも狭く、壁が内側にカーブ... 続き
  • 写真の種類:ギャレー
    自席から見えた小さなギャレー。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    コックピットの様子も見えました。ファ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    並々と注がれたオレンジジュース。気前... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    凍った部分が残っているシャンプレーン... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    長々と並んだゲートチェックの荷物。こ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    空港から車を運転して自宅に帰ります。... 続き

総評

当初予約した便そのものが消えてなくなってしまったということ?まあ、そんなのは初めてのことでもなんでもなく、ここ数年毎年そういう被害をこうむっていますけど。メールなどでの連絡も何もなく、ある日予約内容を確認するためにウェブを開けたら、あれ?なんだか数字が違ってる!と気づいたのでした。往復とも変更されていて、出発時間が大幅に遅くなっていました。特に往路は、別チケットの国際便に乗り換えることになっていたので、大幅な時間変更は困ります。国内線を何か月も前から予約するのは良し悪しですね。

復路は機材も変更で、往路と同じプロペラ機のはずだったのが、エンブラエルのリージョナルジェットに変わっていました。それで所要時間が60分から79分になったということは、プロペラ機の方がスピードが速いってこと???

さて前夜遅くに長距離便で香港から到着し、空港ホテルで一夜を過ごしたあと、お昼頃にふたたび空港に向かいました。なんだかそれまでの長旅が一夜の夢だったように感じました。昼間の空港はガヤガヤと賑やかで、頭がクラクラします。今度搭乗したのは50人乗りのジェット機でした。往路のプロペラ機は65人乗りだったので、こちらの方が機材も小さく、乗り心地そのものは、往路で乗ったプロペラ機の方が、天井も高く、座席も広かったです。エンジン音は、ジェット機の方が静かでした。それでも往路がガラガラだったのに対し、こちらはほぼ満席でした。

機材到着の遅れで、約45分遅延しました。ゲート横の窓からボーっと外を眺めていると、蛍光色のジャケットを来た作業員たちが荷物の積み下ろしをしていました。その仕事の様子を見ながら、あの人たちは、寒くても暑くても、雨や雪でも、否応なしに作業をしなくてはいけなくて、巨大な重いスーツケースや段ボール箱なども中にはあるだろうに、本当に大変そうだなと思いました。荷物を乱暴に扱われると文句を言いたくなりますけど、あの人たちの様子をみたら、そうも言えなくなります。

一つ気が付いたのですが、成田空港で出国審査に並んでいるときに周りを見回すと、大きな荷物を機内に持ち込む人が大変少ないと思いました。アメリカでは、キャスターのついたケースとバックパックかPCの入るショルダーバックといった組み合わせを持ち込む人が多いです。国内線は荷物を預けるのに$25かかるので、余計に無理してでも持ち込んでしまおうとするのでしょう。その結果、機内の収納スペースのやりくりに時間がかかって遅延につながるケースも出てきます。ですが、この便は機材が小さくてそんなものを収納するスペースは最初からありません。たぶん、それを知りながらも、$25払いたくないために、荷物を持ってセキュリティを通り、搭乗口で預けてしまえば料金がかからないという計算でわざとそうしてるのかもしれません。ボーディングブリッジの先端には、搭乗口でタグをつけられたそうした荷物がおびただしく山積みになっていました。自分はいつも正直にカウンターで預けていますけど、航空運賃が高くなっているせいか、そうやってやりくりする人が増えているんですねえ。ですが、バーリントンに着陸してゲート前に着いた飛行機は、しばらくドアを開けられずに待たされていました。というのは、ここではタラップを降りての降機だったのですが、ゲートチェックの荷物を全部並べて、降りた客がすぐにピックアップできる状態にしてからでないと、客を外に出せないのです。乗客一人一人の心がけ次第で、飛行機がオンタイムで運航できるか、遅延するかに影響が出るものなんですね。

この飛行機は50人乗りなので、CAさんはたった一人だけした。つい最近のジャーマンウィングスの事件から、CAさんにはコックピットを守る責任もあるということを思い出させられましたが、たった一人のCAさんとして乗務するのは、いくら短距離便でもきっと心細いこともあるのだろうなと、変なことを考えました。安全を守る作業に忙しい時もあるだろうに、ちょっと頼んだ飲み物をなかなか持ってこないなどといったことに腹を立てて、航空会社をコテンパにけなす人たちもいるようですが、やっぱりこういう時代ですし、そういう認識はもう考え直す必要があるのかもしれません。自分としては、飛行機がちゃんと安全に飛んでくれたからこそ、無事に祖国の土を踏んでくることができたのですから、それだけで有難いと思うべきなのかなという気がします。

飛行機は無事に、ニューイングランドの山に向かって飛び、シャンプレーン湖を背にしながら、まだ雪の残るバーリントンに到着しました。せいぜい年に1度しかできない帰国の旅。それも、一人しかいない姉と、95歳になる叔母に会うためと、両親の墓参りをするためだけなのですが、来年もまたかないますようにと祈りながら帰宅しました。いつも、だらだらと長いレビューというか搭乗記になってしまいますが、読んでくださった方にはお礼を申し上げます。

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
2A
搭乗クラス
エコノミー
区間マイル
266
出発予定時刻
14:50
出発時刻
15:33
到着予定時刻
16:09
到着時刻
16:50
予定飛行時間
1:19

コメントする

コメントを書くにはログインが必要です。

ログイン・会員登録はこちら
メニューを開く