航空会社 ユナイテッド航空
- 国
- アメリカ
- IATA | ICAO
- UA | UAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.48 [598件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
WLつき739でシートテレビ!ただし・・・
- 口コミ投稿者
- HB-JMBさん
搭乗写真
総評
利用の経緯:UAのアワードチケットでNHのNRTLAXでエコノミー、UAのYVRORDとNHのORDNRTはビジネスというチケットを発券した際、カリフォルニア州からカナダBC州への移動のために有償航空券を別手配したもの。
上述のアワードチケットは不足マイル分と諸経費で300USドル程度だったが、このチケットは800マイルで1人250USドルと1飛行マイルもしくは運賃を飛行時間で割った単価でみたらとてつもなく高くついてしまった(笑)。まあ、それでも合計で550USドル程度で全旅程を取れ、復路はビジネスでしたので旅程全体でみれば安いことは安いが・・・(笑)。
【機内食・ドリンク】
2007年にUA国内線に搭乗したときとは異なり、エコノミーでもソフトドリンクだけは無料でサービスされるようになり(その当時は飛行時間5時間クラスの路線でさえもソフトドリンクは有料であった)、その点では前回よりはよい印象ではある。
ソフトドリンクが有料だったころのレビューはこちら。路線はフィラデルフィア発サンフランシスコ行きで北米大陸の東海岸から西海岸まで飛ぶ飛行時間5時間程度の国内線である。
http://flyteam.jp/airline/united/review/3190
機内食・ドリンクの評価に直接関係があるわけではないが、2015年夏現在はソフトドリンクが無料で提供される代わりに(?)(日本発航空券と別に発券するエコノミー航空券の場合)、手荷物1個預けるごとに25USドル払う必要があるので、(荷物を預ける必要がある一般的な旅行者にとっては)上記フィラデルフィア発のレビューの頃(2007年5月)と比べてどちらの方がサービスがよいといえるか?というのは難しい質問・・・という状態である。しかもアメリカ国内線ではTSAロックがあっても原則は手荷物に鍵をかけられず(成田で聞いた話では、職員用のTSA合鍵の配備がない手荷物取扱所が少なくないため)、それに伴う手荷物トラブルは少なくはないところ、そもそも丁寧に扱う意識は(他地域よりは)高くないとされるため(文化的に背景を考慮し)、25USドルの料金に見合った取扱をされているかというと疑問といえなくもない状況のためなおさらである。
【座席(シート)】
座り心地、座席機能については思ったほど悪くはない。クッションは昔の座席のように厚みはないが、最近の座席では比較的柔らか目。2時間程度のフライトであればまったく問題ないレベル。
【機内スタッフ】
エコノミー担当は経験年数は中堅程度の大柄な男性クルーであったが、気配りは(外資系では)割とよくできていた方に思われる。米系で一般に期待されるような水準よりはやや良い方ではないかと思われる(もちろん、アジア系キャリアなどど比較してはいけないだろうが)。特に対応に不快、不満は点は感じず。2007年よりはよい印象ではある(が、大きな航空会社だと当たり外れは大きいので過剰な期待、早計は判断はいけないだろうが)
【エンターティメント】
機内にはシートテレビがあるが、これが曲者で有料放送のDirecTVしか映らず、通常のエンタメやシートマップは出ないので注意。
一応飛行データについては自分のスマホなどにUnitedのアプリ(無料)を入れておき、機内Wifi接続して(Unitedサイトの閲覧だけならば無料)リアルタイムで最低限のデータ(飛行高度、速度、おおよその現在位置、到着予定時刻程度)を閲覧することは可能(このコンテンツは無料で使える)。
また、当日使用されている機材の番号も表示はされるが、レジ番号ではなく、UA社内で使用される機材番号(ランディングギアのふたに書かれる番号)での表示となるため、後でログなどでレジ番号を使いたい場合はUA社内の機材番号からレジ番号を調べる必要があるので注意(奥の手としては、Flightrader24などのサイトにWifi接続で入って確認することはWifiが搭載されているので物理的および技術的には不可能ではないが、接続速度がそれに適しているかは試していないので不明である上、外部サイトにつなぐ場合は有料のようであるので実際この方法をお試しになりたい場合はご留意願いたい)
【トイレ・洗面台】
飛行時間で2時間程度の路線のせいか、比較的きれいであった。
【機材コンディション】
2010年5月登録の機材で機齢は5年程度ではあるが、最近重整備を受け、その際にキャビンも新しくなった模様なので飛行中特に心配になるような点はなかった。後方座席に座ったが737NGシリーズでは最も新しく設計された機体だからか風切り音が意外と静かに感じた。
【空港サービス】預け入れ手荷物については心配していたが、ここでは破損もなく手荷物到着が遅れることもなく、通常通り受け取ることができた。ただし、日本発着航空券と別途に手配した航空券の場合乗客1人あたり1個目の預け入れ手荷物は25米ドルかかるので注意。つまり荷物を預ければ1個からでも料金を払わなくてはいけないので注意ということである。
以下の点を除けば、外国空港の空港サービスとしてははまあ標準的で可もなく不可もなくといったところか。
1.アメリカ発カナダ行きでは当日ゲートがアサインされるまでは、国際線ターミナルか国内線ターミナルかが分からないので注意(SFOのタクシー運転手でも最初は「国際線ターミナル」と言っていた次第で)
2.国内線ターミナル発でもカナダ到着時は国際線ターミナルになり、入国審査および税関検査があるので注意(これを失念していて、バンクーバーの入国審査で滞在先ホテルの名称を忘れて、かつ予約確認書もすぐ見つけられずに申告品ありの列に並ばされ(いわゆる別室送り)、そこで1時間ほど余分に時間がかかった)
3.搭乗にあたり、先に搭乗ゲート付近のカウンターで書類チェックを受け、それが済んだ旨のスタンプを押してもらってからでないと飛行機に入れないので注意。
4.ラウンジ運営方針変更に伴う契約見直しのためか、2015年5月18日以降、プライオリティーパスではUAのラウンジは利用できなくなったので注意(したがって現在のところ、アメリカでプライオリティーパスの使える空港は大幅に少なくなっている)。とはいうものの、後でシカゴ発NH11便でビジネス利用時にUnited Club使った印象では他空港のそれと比べるなら1人28USドル(入会費は別)に見合った感じはしなかったというのが感想であると付け加えておく。
【総合評価】
国内線ターミナルか国際線ターミナルになるかが分かりにくいことと機内テレビはDirecTVしか映らないことを除けば、2時間程度の路線であれば(これ以上の長時間ではどうだかは分からないが)特に大きな不満を感じることなく、比較的快適に過ごせるのではと思われる。
プライオリティーパスでUAラウンジが使えなくなった点については留意する必要はあるものの、ラウンジの質を見れば使えれば使えた方がいいがシカゴで見たところわざわざ28ドル払ってまでという感じでもなさそうなのでこの点の批評はあえてしないでおく。
上述のアワードチケットは不足マイル分と諸経費で300USドル程度だったが、このチケットは800マイルで1人250USドルと1飛行マイルもしくは運賃を飛行時間で割った単価でみたらとてつもなく高くついてしまった(笑)。まあ、それでも合計で550USドル程度で全旅程を取れ、復路はビジネスでしたので旅程全体でみれば安いことは安いが・・・(笑)。
【機内食・ドリンク】
2007年にUA国内線に搭乗したときとは異なり、エコノミーでもソフトドリンクだけは無料でサービスされるようになり(その当時は飛行時間5時間クラスの路線でさえもソフトドリンクは有料であった)、その点では前回よりはよい印象ではある。
ソフトドリンクが有料だったころのレビューはこちら。路線はフィラデルフィア発サンフランシスコ行きで北米大陸の東海岸から西海岸まで飛ぶ飛行時間5時間程度の国内線である。
http://flyteam.jp/airline/united/review/3190
機内食・ドリンクの評価に直接関係があるわけではないが、2015年夏現在はソフトドリンクが無料で提供される代わりに(?)(日本発航空券と別に発券するエコノミー航空券の場合)、手荷物1個預けるごとに25USドル払う必要があるので、(荷物を預ける必要がある一般的な旅行者にとっては)上記フィラデルフィア発のレビューの頃(2007年5月)と比べてどちらの方がサービスがよいといえるか?というのは難しい質問・・・という状態である。しかもアメリカ国内線ではTSAロックがあっても原則は手荷物に鍵をかけられず(成田で聞いた話では、職員用のTSA合鍵の配備がない手荷物取扱所が少なくないため)、それに伴う手荷物トラブルは少なくはないところ、そもそも丁寧に扱う意識は(他地域よりは)高くないとされるため(文化的に背景を考慮し)、25USドルの料金に見合った取扱をされているかというと疑問といえなくもない状況のためなおさらである。
【座席(シート)】
座り心地、座席機能については思ったほど悪くはない。クッションは昔の座席のように厚みはないが、最近の座席では比較的柔らか目。2時間程度のフライトであればまったく問題ないレベル。
【機内スタッフ】
エコノミー担当は経験年数は中堅程度の大柄な男性クルーであったが、気配りは(外資系では)割とよくできていた方に思われる。米系で一般に期待されるような水準よりはやや良い方ではないかと思われる(もちろん、アジア系キャリアなどど比較してはいけないだろうが)。特に対応に不快、不満は点は感じず。2007年よりはよい印象ではある(が、大きな航空会社だと当たり外れは大きいので過剰な期待、早計は判断はいけないだろうが)
【エンターティメント】
機内にはシートテレビがあるが、これが曲者で有料放送のDirecTVしか映らず、通常のエンタメやシートマップは出ないので注意。
一応飛行データについては自分のスマホなどにUnitedのアプリ(無料)を入れておき、機内Wifi接続して(Unitedサイトの閲覧だけならば無料)リアルタイムで最低限のデータ(飛行高度、速度、おおよその現在位置、到着予定時刻程度)を閲覧することは可能(このコンテンツは無料で使える)。
また、当日使用されている機材の番号も表示はされるが、レジ番号ではなく、UA社内で使用される機材番号(ランディングギアのふたに書かれる番号)での表示となるため、後でログなどでレジ番号を使いたい場合はUA社内の機材番号からレジ番号を調べる必要があるので注意(奥の手としては、Flightrader24などのサイトにWifi接続で入って確認することはWifiが搭載されているので物理的および技術的には不可能ではないが、接続速度がそれに適しているかは試していないので不明である上、外部サイトにつなぐ場合は有料のようであるので実際この方法をお試しになりたい場合はご留意願いたい)
【トイレ・洗面台】
飛行時間で2時間程度の路線のせいか、比較的きれいであった。
【機材コンディション】
2010年5月登録の機材で機齢は5年程度ではあるが、最近重整備を受け、その際にキャビンも新しくなった模様なので飛行中特に心配になるような点はなかった。後方座席に座ったが737NGシリーズでは最も新しく設計された機体だからか風切り音が意外と静かに感じた。
【空港サービス】預け入れ手荷物については心配していたが、ここでは破損もなく手荷物到着が遅れることもなく、通常通り受け取ることができた。ただし、日本発着航空券と別途に手配した航空券の場合乗客1人あたり1個目の預け入れ手荷物は25米ドルかかるので注意。つまり荷物を預ければ1個からでも料金を払わなくてはいけないので注意ということである。
以下の点を除けば、外国空港の空港サービスとしてははまあ標準的で可もなく不可もなくといったところか。
1.アメリカ発カナダ行きでは当日ゲートがアサインされるまでは、国際線ターミナルか国内線ターミナルかが分からないので注意(SFOのタクシー運転手でも最初は「国際線ターミナル」と言っていた次第で)
2.国内線ターミナル発でもカナダ到着時は国際線ターミナルになり、入国審査および税関検査があるので注意(これを失念していて、バンクーバーの入国審査で滞在先ホテルの名称を忘れて、かつ予約確認書もすぐ見つけられずに申告品ありの列に並ばされ(いわゆる別室送り)、そこで1時間ほど余分に時間がかかった)
3.搭乗にあたり、先に搭乗ゲート付近のカウンターで書類チェックを受け、それが済んだ旨のスタンプを押してもらってからでないと飛行機に入れないので注意。
4.ラウンジ運営方針変更に伴う契約見直しのためか、2015年5月18日以降、プライオリティーパスではUAのラウンジは利用できなくなったので注意(したがって現在のところ、アメリカでプライオリティーパスの使える空港は大幅に少なくなっている)。とはいうものの、後でシカゴ発NH11便でビジネス利用時にUnited Club使った印象では他空港のそれと比べるなら1人28USドル(入会費は別)に見合った感じはしなかったというのが感想であると付け加えておく。
【総合評価】
国内線ターミナルか国際線ターミナルになるかが分かりにくいことと機内テレビはDirecTVしか映らないことを除けば、2時間程度の路線であれば(これ以上の長時間ではどうだかは分からないが)特に大きな不満を感じることなく、比較的快適に過ごせるのではと思われる。
プライオリティーパスでUAラウンジが使えなくなった点については留意する必要はあるものの、ラウンジの質を見れば使えれば使えた方がいいがシカゴで見たところわざわざ28ドル払ってまでという感じでもなさそうなのでこの点の批評はあえてしないでおく。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 35B
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 1925PDT
- 搭乗時刻
- 1855PDT
- 出発時刻
- 1940PDT
- 飛行高度
- 26000ft
- 到着予定時刻
- 2147PDT
- 到着時刻
- 2147PDT
- 予定飛行時間
- 1+48
- 出発ゲート・スポット
- Gate 74/Spot E74
- 離陸滑走路
- 1R
- 離陸時刻
- 2001PDT
- 到着ゲート・スポット
- 80
- 着陸滑走路
- 26R
- 着陸時刻
- 2141PDT
- メモ
- PDT=UTC-7 SFOはターミナル3ピアF、YVRは国際線ターミナル使用。
コメント
コメントする
コメントを書くにはログインが必要です。
ログイン・会員登録はこちらユナイテッド航空の搭乗レビューを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、搭乗レビューを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、44,758件の搭乗レビュー(搭乗記)が投稿されています。
HB-JMBさん
一連のアメリカ・カナダ紀行を楽しく拝見しております。
細やかな洞察と描写はいつもながら流石です。
B739に装着されていたスプリット・シミタール・ウィングレットは目新しいですね。
私も搭乗の機会があれば、新型ウィングレットを眺められる35A(or F?)を確保したいです。
westtower様
小生の長くてまとまりがよいと言えないレビューにもかかわらずご拝読いただきありがとうございます。
あの写真は狙って撮ったわけではなく、B席より窓側を見てドリンクと窓を入れたら、たまたまあのような感じになりました。時間も幸いしました(夕暮れ前の明るい時間の太陽出ている側だったので。西海岸の北方面のフライトのA席、つまり西側の空です)。
Unitedの737-900はいくつも(このサイトにあるだけで4種)バージョンがあるようで、私が今回搭乗したのは以下のパターンです。 http://www.seatguru.com/airlines/United_Airlines/United_Airlines_Boeing_737-900_C.php
他のコンフィグレーションの35列目(AもしくはFで)あれとばっちり同じ画になるかは分かりませんが(最後尾が39列のバーションと38列のバージョンがあり、38列バージョンはギャレーとトイレの配置が複数あるので・・・)、少なくともあれに近い感じのものを眺められるのではと思います。
WL付では全幅は思ったより広い(Wikiからの引用で恐縮ですが、WLなしだと34.32mに対しWL付は35.79mと約1.5mほど広いので)トイレ渋滞を横目に見るのががいやだと思って最後方から少し前(3列~5列程度)を選べば大外れはなさそうです(Unitedのコンフィグの場合)。もし他社でお乗りになる場合、もしくは-800となると事情が違うとは思いますが・・。
コメントいただき本当にありがとうございました。長々と恐縮ですが。HB-JMB。