カナダのウェストジェットは2018年10月10日(水)、カルガリー国際空港を拠点に展開する787-9の路線を発表しました。ウェストジェットは、同空港を拠点にドリームライナーを運航するカナダ初の航空会社です。
2019年4月28日(日)にロンドン・ガトウィック線をデイリー運航で開設し、5月17日(金)にパリ線を週4便、6月1日(土)にダブリン線を週3便でそれぞれ運航します。すべて直行便で運航、このうちロンドン線は既存の767を機材更新し、他の2路線は同社としては初就航となります。航空券の販売は、すでに開始しています。
ウェストジェットは787-9を10機発注しており、2019年4月までに2機がカルガリー国際空港に到着する予定です。この機材を使い、4月の国際線就航前までに、カナダ国内線で乗務員の完熟訓練と法令点検等を実施する予定です。ウェストジェットは、2020年から2024年までにさらに10機を導入する追加オプション権があり、投入を決めた路線以外の7機については、拠点空港と投入路線は改めて発表されます。同社の以前の発表ではアジア路線、特に日本への就航にも関心を表明しています。
この787-9は、ビジネス16席、プレミアムエコノミー、エコノミーで計320席を搭載します。