サイパン国際空港、受け入れ一部再開も定期便は11月下旬まで運休

サイパン国際空港、受け入れ一部再開も定期便は11月下旬まで運休

マリアナ政府観光局によると、台風26号の影響で運用が停止されていたサイパン国際空港は2018年10月28日(日)から臨時便の運航が一部再開されています。これにより、10月24日(水)から足止めされていた観光客は10月30日(火)現在、大半が帰国したと公表しています。グアム経由の臨時便では、サイパンやテニアンに災害支援のため政府関係者が入島、復興のための支援作業が島内各所で開始されています。

ただし、サイパン国際空港の運用は正常化されておらず、再開目途は現時点で発表されていません。現状は日中のフライトに限り、災害支援関係者、帰島する住民を対象に臨時便が運航され、空港設備の正常化に向けた復旧作業が進められているところです。

こうした状況を受け、各社は11月26日(月)までおよそ1カ月間、サイパン発着便を運休します。日本からのアクセス時に利用されるソウル・仁川経由では、アシアナ航空、チェジュ航空、ティーウェイ航空が運航していますが、いずれも運休としています。これに対応する航空券の払い戻し等の対応も実施されています。

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