イギリス空軍は今夏開催されるロンドン・オリンピック期間中の、ロンドン空域の飛行規則を説明するリーフレットを、2012年4月27日にリリースしました。
リーフレットには、オリンピック期間中に制限空域に進入した航空機にはイギリス軍機が急行し通信するので、必ず応答しなければならないと説明しています。
制限空域に進入するには国防省と民間航空局が取り決めた規則に従わなければならず、空域内は時計回りに旋回しなければなりません。規則を守らない場合は、起訴の可能性やライセンス剥奪の可能性がありるとしています。
イギリス軍機はフレアーやレーザー光線で警告し、ロンドンから離れなかった場合に使用する武器を搭載していると脅しています。
リーフレットにはタイフーン戦闘機と、ピューマ・ヘリコプターによる警告を写真つきで説明しています。
また、イギリス軍は5月2日から10日まで、空軍のタイフーンやピューマ・ヘリコプター、海軍と陸軍のリンクス・ヘリコプターなどを動員しての大規模な演習を計画しています。