ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は、2機目のMQ-9Bスカイガーディアン、機体記号(レジ)「N191FP」、通称「YBC02」がアメリカ連邦航空局(FAA)からエクスペリメンタル・カテゴリーの特別耐空証明書を取得したと発表しました。
「YBC02」はGA-ASIが所有する遠隔操縦無人機(RPA)で、今後MQ-9Bの開発プログラムに投入されます。この証明書を取得したことにより、民間機としてアメリカ国内の空域で飛行が可能となります。
「MQ-9B」は、GA-ASIが社内開発を進めてきたシステムで、NATOの装備規格「STANAG 4671」が要求する型式証明要件を満たし、無人機と有人航空機の空域共有をめざしています。
7月に、スカイガーディアン機(YBC01)が中高度滞空型(MALE) 遠隔操縦無人機として初めて大西洋横断に成功しています。MQ-9B スカイガーディアンは、イギリスが導入を決めているほか、ベルギーが遠隔操縦無人機として検討しています。
なお、GA-ASIは2018年5月10日(木)からおよそ3週間にわたって、壱岐空港で非武装型の「ガーディアン」を使用したデモフライトも実施しています。