防衛装備庁、UH-1H部品の無償譲渡でフィリピンとLOAに署名

防衛装備庁、UH-1H部品の無償譲渡でフィリピンとLOAに署名

防衛省は2018年11月28日(水)、陸上自衛隊の多用途ヘリコプター、UH-1Hの部品などをフィリピン空軍へ移転する事案について、防衛装備庁長官とフィリピン国防次官との間で、取決めに署名したと公表しました。

この署名は、移転に際して詳細な条件を取り決める防衛当局間の取決め(LOA: Letter of Arrangement)の調整が完了したことを受けたものです。移転は6月2日(土)にIISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)にあわせて開催された日比防衛相会談で、当時の小野寺防衛相からUH-1Hの部品を無償譲渡すると表明されていました。

防衛省は2017年には、海上自衛隊の練習機TC-90と関連する整備器材、地上支援器材とその補用品、操縦や整備、これに付随する技術情報のフィリピンへの移転を実施しています。

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