エンブラエルとボーイング、戦略的提携の条件について最終決定

エンブラエルとボーイング、戦略的提携の条件について最終決定

エンブラエルとボーイングは2018年12月17日(火)、戦略的提携の条件について最終決定し、航空宇宙産業での成長を加速する方針を発表しました。両者が承認した条件は、合弁企業についてボーイングが80%、エンブラエルが20%を保有します。

ジョイントベンチャーは、エンブラエルの民間航空機とそのサービス支援業務を含む事業が対象で、正式にはブラジル政府の承認が条件で、その後にエンブラエルとボーイングによる最終的な正式書面での契約、さらに株主や規制当局の承認が必要です。

ボーイングは、ジョイントベンチャーの80%の株式を42億ドルで取得します。7月の覚書では合弁会社の持ち株80%を38億ドルで取得する見込みでしたが、これが上昇しています。提携により、ボーイングの1株当たり利益は2020年から増加し、年間の税引き前費用では3年目までに約1億5,000万ドルのシナジー効果を想定しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く