JAL、ホノルル行き乗務中の客室乗務員からアルコール検知

JAL、ホノルル行き乗務中の客室乗務員からアルコール検知

日本航空(JAL)は2018年12月17日(月)、成田発ホノルル行きJL786便の機内で乗務中の客室乗務員からアルコールの検知事例が発生したと公表、陳謝しています。JALは乗務員の飲酒に厳格な対応が求められている中、こうした事例の発生を重く受け止めているとした上で、旅客や関係者に対して謝罪しています。

この客室乗務員は、出発前のアルコール検査でアルコール値はゼロで検知されませんでしたが、離陸後に最初の食事サービス終了後、近くにいた他の客室乗務員が当該の乗務員からアルコール臭がすると先任客室乗務員に報告があり、検査が実施されました。

離陸後およそ3時間の時点で、呼気中から0.15ミリグラム/リットル(mg/l)のアルコール値が検知され、約30分程度の時間をおいて再検査を実施したところ、再び0.10mg/lと基準値を超えるアルコール値が確認されています。

アルコール値が検知されてから到着までの間、当該の客室乗務員には一切の業務に従事させず、ホノルル到着後にあらためて別のアルコール感知器を用いて検査が行われ、この数値はアルコール値はゼロでした。当該の客室乗務員は一切、飲酒はしていないとJALは報告を受けているとしていますが、詳細な調査を今後進める方針です。

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