2018年冬の国際線座席供給量、前年比104.8%の約2,639万席

2018年冬の国際線座席供給量、前年比104.8%の約2,639万席

ANA総合研究所は2018年12月26日(水)、2018年冬季スケジュールで日本へ乗り入れる航空会社の国際線航空輸送座席供給量をまとめ、公表しました。

これによると、国際線航空輸送座席供給量は前年比104.8%の約2,639万席でした。航空会社別の供給量は、全日空(ANA)の約278万席がもっとも多く、次いで日本航空(JAL)が約243万席、大韓航空が約120万席の順です。成田、羽田、関西の国際線主要3空港は前年比103.4%の約1,978万席と提供座席数が増加しています。

海外就航地域別は、ハワイを含む南北アメリカ大陸と近隣諸島地域が前年比98.6%の約268万席と減少しましたが、ヨーロッパ・中近東・アフリカと近隣諸島地域では前年比108.0%の約188万席、中近東を除くアジア・オセアニアと近隣諸島地域では前年比105.3%の約2,183万席と増加しています。

フルサービスキャリアの69社は前年比101.3%の約1,973万席に対し、格安航空会社(LCC)の23社は前年比116.4%の約666万席と大幅に増加し、構成比率も2017年冬スケジュールより2.5%ポイント増の25.2%となっています。

ANA総合研究所は今後、夏季・冬季の国際線航空輸送座席を取りまとめ、ウェブサイトで発表していく方針です。

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