KC-46タンカーの基本設計審査が終了-2013年に最終設計審査

KC-46タンカーの基本設計審査が終了-2013年に最終設計審査

ボーイングはアメリカ空軍とともに、KC-46タンカープログラムの基本設計審査(PDR:Preliminary Design Review)を完了しました。基本設計審査は2012年3月21日から4月27日にかけて実施。KC-46Aタンカーの基本設計はシステムの必要要件を満たし、詳細設計に進む基盤が固まりました。今後は2013年夏に最終設計審査(CDR:Critical Design Review)を実施した後、製造へと進みます。

ボーイングは、2017年までに実戦に投入できるKC-46Aタンカーを18機デリバリーする予定です。ボーイングは、アメリカ空軍が運用する416機のKC-135の後継機としてKC-46を179機を製造します。

KC-46Aタンカーは767型をベースに開発している多目的任務機。最新システムを搭載し、デジタル・フライト・デッキのほか、パイロットによるコントロールを重視した操縦系統コンセプトが採用されています。

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