タービンエアロ、トライアンフ・グループからAPU部品修理事業の買収

タービンエアロ、トライアンフ・グループからAPU部品修理事業の買収

タービンエアロは2019年1月17日(木)、トライアンフ・アビエーション・サービシズ・アジアから、APU部品修理製品ラインを買収したと発表しました。

タービンエアロは、アメリカのアリゾナ州チャンドラーに本社を置く、APU MROサービス企業です。APUは、推進用のエンジンとは別に搭載された小型のエンジンで、ジェットエンジンを起動するために必要な圧縮空気の供給や、駐機中に各装置への空気圧や電力などの動力の供給のために用いられています。

今回の買収により、APUの部品修理事業がタービンエアロのアジア施設において、APUシステムMRO事業に統合されることになり、自社能力の強化、納期の短縮、コスト削減が実現します。

事業統合はタービンエアロ・アジアの新しいタイ国内の施設で実施されます。同施設は約74,000平方メートル、収容可能従業員数が最大250人で、APU MRO、LRU、APU部品修理をはじめ、航空機部品・システムの高度な技術的試験、保守、修理、オーバーホール業務を手掛けます。

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