アメリカ国防総省(ペンタゴン)は2012年6月29日、MV-22オスプレイを日本に日本政府の協力のもと、配備すると発表しました。CH-46の代替機として配備されるもので、MV-22は7月下旬に岩国海兵隊基地に到着、陸揚げする予定です。
ペンタゴンは日本側からの要望に応じて防衛省、外務省担当者に4月にモロッコで起きたMV-22の墜落事故と、6月にフロリダで起きたCV-22の事故原因について、最新の情報を提供したと述べています。
その一方で、事態を憂慮する日本側に配慮して、当面の間は飛行の安全性が確認フライトはしないとして、8月ごろに改めて情報が提供できるとの見通しを示しています。ペンタゴンはMV-22、CV-22のオペレーションを行わないのは世界中で日本だけとも強調しています。