空自、2月17日から日米豪共同訓練「コープ・ノース」 グアムに派遣

空自、2月17日から日米豪共同訓練「コープ・ノース」 グアムに派遣

ニュース画像 1枚目:コープ・ノース18の編隊飛行
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Jarrod Vickers
コープ・ノース18の編隊飛行

航空自衛隊は2019年2月7日(木)から3月19日(火)まで、グアムのアンダーセン空軍基地を拠点とする「コープ・ノース19(COPE NORTH 19)」に参加します。日米豪共同訓練は2月20日(水)から3月8日(金)、日米豪人道支援・災害救援共同訓練は2月17日(日)から3月2日(土)に実施されます。

共同訓練では防空戦闘、えん護戦闘、戦闘機戦闘、空対地射爆撃、電子戦、空中給油、戦術空輸、航空輸送、捜索を実施します。人道支援・災害救援共同訓練は、航空輸送、不整地離着陸、捜索、航空患者搬送、飛行場応急措置などの訓練を予定しています。

この訓練を通じ、日米共同対処能力や部隊の戦術技量の向上、人道支援や災害救援活動におけるアメリカ、オーストラリア空軍との相互運用性の向上を図ります。実施場所はグアム島のアンダーセン空軍基地を拠点に、北マリアナ諸島サイパン島、テニアン島、ロタ島、ファラロン・デ・メディニラ空対地射場とその周辺空域です。

参加部隊は、日米豪共同訓練には築城の第8航空団、那覇の第9航空団、入間の航空救難団、三沢の警戒航空隊、小牧の第1輸送航空隊で、航空総隊から350名、航空支援集団の100名が派遣されます。使用する航空機は、F-15J/DJの8機、F-2A/Bの6機、U-125Aの2機、E-2Cの2機、C-130Hの2機、KC-767の2機、計22機です。

日米豪人道支援・災害救援共同訓練には小牧の第1輸送航空隊と入間の航空救難団が派遣されるほか、航空総隊から50名、航空支援集団の60名が参加します。使用する航空機はU-125Aの2機とC-130Hの2機、計4機です。

オーストラリア空軍はF/A-18ホーネット、E-7Aウェッジテイル、KC-30A空中空輸機、C-130Jハーキュリーズなど、日本の米軍基地からは例年、三沢の第35戦闘航空団(35FW)、第135電子攻撃中隊(VAQ-135)、嘉手納基地の第18航空団(18WG)、岩国の第12海兵航空群(MAG-12)が参加、人員はアメリカ軍が1,100名、空自とオーストラリアが600名規模で、航空機は100機超が集結しています。

期日: 2019/02/07 〜 2019/03/19
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