ANA Cargoなど、国際航空貨物輸送で電子化・簡易化の実証実験

ANA Cargoなど、国際航空貨物輸送で電子化・簡易化の実証実験

全日空(ANA)の貨物部門のANA Cargoは2019年2月6日(水)、ソフトウェア開発を展開するShippio、国際エクスプレス事業などを手がけるOCSと共同で、国際航空貨物輸送のプロセスをデジタル化し、そのデータ測定・分析・活用を目指した実証実験の検討を開始しました。

国際貨物輸送は、荷主にとって価格や最適な輸送方法、正確な輸送スケジュールの適時把握に困難が伴い、この課題を解決するウェブサービスの仕組みづくりに取り組みます。

実証実験は、ウェブで航空貨物輸送の依頼・発注サービスを検証し、国際航空貨物輸送のスピード見積りの検証、発送から到着まで同一のウェブプラットフォームによる動静管理を検証します。

3社の役割は、Shippioがウェブ上で国際物流の見積提供と発注受付、海外へ貨物を輸送したい荷主への輸送サービスの提供に加え、これまで海上輸送を中心に開発・提供してきた同社の知見を航空輸送へ応用します。OCSは、Shippioのサービスを通じて荷主から依頼のあった海外向け航空貨物の発送手配を担当し、ANA CargoはShippioのサービスを経由し、OCSが発送手配した貨物の空港間輸送を手配します。

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