ANA、羽田/ウィーン線に就航 貨物で週片道140トンを供給

ANA、羽田/ウィーン線に就航 貨物で週片道140トンを供給

全日空(ANA)は2019年2月17日(日)から、羽田/ウィーン線に就航します。これを受け、貨物部門のANA Cargoは、現地ウィーンの事務所で搭載確認、到着案内などを実施します。ウィーン発着で輸出入を担う上屋は空港に隣接するAir Cargo Centerとなります。

この上屋設備は、冷蔵庫が12度、7度、4度に対応、冷凍庫はマイナス18度に対応しています。このほか、貴重品庫、動物保管庫、危険物蔵置場が備えられています。搬入時間の締め切りは、一般貨物が出発時刻の270分前、PRIO EXPRESS貨物は出発時刻の120分前です。

ANAは羽田発NH205便が1時55分、ウィーン着が6時、折り返しのNH206便がウィーン発11時50分、羽田着は翌日6時55分で、機材は787-9を使用します。これにより、週間で片道140トン、往復280トンのスペースを供給します。

ANA Cargoは、中欧・東欧のゲートウェイのウィーンを拠点に、ANAとルフトハンザ・グループのオーストリア航空が運航する成田/ウィーン線とあわせ、2社で、夏スケジュールは最大1日2便、週14便で貨物輸送し、航空物流を支える考えです。

期日: 2019/02/17から
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