スホーイ・スーパージェット100(SSJ100)がデモフライト中に墜落した事故で、急激な降下が尋常ではないと、インドネシアのジャカルタ・ポストが報じています。行方不明になった当初から、地上との最後の交信が約1万フィートから6,000フィートへの降下の許可を求めた事が伝えられていました。これをジャカルタ・ポストは、悪天候の場合は通常、上昇するとガルーダ・インドネシア航空のパイロット談を紹介しています。
さらに、一部の観測で高度計が正常ではなかったと疑う見方もありますが、デモフライトゆえにその性能を披露していることもあり、可能性は低いとも伝えています。
SSJ100は、ジャカルタ郊外のサクラ山に垂直にぶつかるように墜落。すでに搭乗していたとみられる遺体が見つかりましたが、引き続き捜索が継続されています。ロシア緊急事態省もこの事故への対処にあたります。また、事故原因についても引き続き調査が行われます。