キャセイパシフィック航空は2019年6月1日(土)から、香港/ローマ線にA350-1000を投入します。同路線は現在、A350-900を使用し、週4便で運航されていますが、新機材の導入とともに、デイリーに増便されます。
A350-1000は、A350-900より胴体が7メートル長く、ビジネス46席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー256席の3クラス制で、いずれの客室でもより多くのスペースを確保し、さらなる快適さを提供します。特に新たな特徴として、エコノミー座席には、より良い休息を提供する新型ヘッドレストや、11.1インチのHDモニターが設置されています。
キャセイパシフィック航空はローマ線のほか、ワシントン、マドリード、テルアビブ、アムステルダム、マンチェスター、チューリッヒ線にA350-1000を投入していますが、ローマ線への投入は初めてとなります。また、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(フィウミチーノ)にとっても初のA350-1000の就航となり、駐機場の専用標識など、同機材を迎えるための変更を行っています。