京急電鉄は2012年5月9日、2012年度の鉄道事業設備投資で総額約188億円、このうち安全対策設備投資に約172億円を投資する計画を発表しました。
このうち京急蒲田駅付近の連続立体交差化工事は平和島駅/六郷土手駅間の本線、京急蒲田駅/大鳥居駅間の空港線に5億円を投下します。この2路線を高架化して28ヶ所の踏切道を廃止、京急蒲田駅を2層構造にして空港線のアクセスが大幅に改善される計画です。
2001年2月から着手している事業で、上り線全区間、環状8号線付近の下り線はすでに終了、2012年度に全線高架化の実現に向けて工事が継続されます。
また、新型車両「新1000 形」20両を新造、既存車両の600形20両の更新、改造も約 45億円で予定されています。