エア・ベルギー、夏スケジュールもブリュッセル/香港線の再開を断念

エア・ベルギー、夏スケジュールもブリュッセル/香港線の再開を断念

エア・ベルギーは2019年3月14日(木)、ブリュッセル・シャルルロワ/香港線の再開を断念すると発表しました。同路線は、搭乗率や運賃について条件が達成できない可能性が高いとして、2018/19冬スケジュールで運休していました。既に予約済みの顧客には、全額返金の手続きを進めています。

同路線の再開実現に経済的また運用条件が伴っておらず、苦渋の決断であるものの、発展の可能性を保持するため、また雇用の継続を保障ためには合理的な結論であると、エア・ベルギーのニキ・テルツァキスCEOはコメントしています。

エア・ベルギーは現在、従来のレガシーキャリアに代わり、その航空サービスを提供しており、これは同社のサービス品質、信頼性、機敏性、柔軟性が認められるのに必要な活動であるとしています。雇用は継続的に増加させており、2018年10月時点で176人のフルタイム社員は、現在248人に拡大しています。また、注目すべきは、2019年3月末で、その搭乗者数は20万人以上にのぼることと、エア・ベルギーはアピールしています。

今後の発展として、エア・ベルギーは2019年夏スケジュールで、ブリュッセル・シャルルロワ発着で中国本土2路線の開設を準備しているほか、2019/2020年冬スケジュールでアメリカ線を開始する計画を進めており、アメリカ、カナダ当局から既に必要な承認を得ているとしていますが、詳細は今後発表します。

この記事に関連するニュース
メニューを開く