航空機による大気観測プロジェクト、日本オープンイノベーション大賞に

航空機による大気観測プロジェクト、日本オープンイノベーション大賞に

ニュース画像 1枚目:CONTRAILチーム 受賞の様子
© ジャムコ
CONTRAILチーム 受賞の様子

ジャムコは2019年4月1日(月)、同社や日本航空(JAL)、国内の研究機関が共同で進めている大気観測プロジェクト「CONTRAIL」が、第1回日本オープンイノベーション大賞で、環境大臣賞を受賞したと発表しました。

日本イノベーション大賞は、内閣府が進める総合科学技術やイノベーションの政策により、オープンイノベーションのロールモデルとなる先導的・独創的な取組を表彰する制度です。内閣総理大臣賞をはじめ、12の賞が14の取組みやプロジェクトに授与されています。

大気観測プロジェクト「CONTRAIL」は、 JALのほか、国立環境研究所、気象庁気象研究所、ジャムコ、JAL財団が参加して行っているものです。ジャムコは2003年から参画し、自動大気サンプリング装置(ASE)と二酸化炭素濃度連続測定装置(CME)の2つの装置を開発し、航空機に搭載するための国土交通省航空局やアメリカ連邦航空局(FAA)の追加型式証明(STC)の認証を取得しています。「CONTRAIL」の大気観測で得られたデータは、世界中の研究者に広く公開、利用されています。

ジャムコは、観測機器の開発製造を担っており、今後も大気観測プロジェクト「CONTRAIL」を通じて社会に貢献していく方針です。

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