SUBARU、小型赤外線センサシステム関連の研究試作品を納入

SUBARU、小型赤外線センサシステム関連の研究試作品を納入

ニュース画像 1枚目:小型赤外線センサシステムインテグレーションの研究試作で使用されたKM-2D-1
© SUBARU
小型赤外線センサシステムインテグレーションの研究試作で使用されたKM-2D-1

SUBARUは2019年3月28日(木)、宇都宮市に所在する航空宇宙カンパニーが防衛装備庁から受注した「航空機搭載型小型赤外線センサシステムインテグレーションの研究試作」の試作機を納入しました。

防衛装備庁と2016年3月に研究試作契約を締結し、既存の小型航空機を改修した飛行試験機に搭載する警戒監視用の小型赤外線センサ、高度な飛行制御システム、管制向けの地上システムなどの試作品を開発・製造していました。

試作品のうち富士重工時代に製造したKM-2D-1、機体番号(レジ)「JA8222」を改修し、2018年10月に初飛行して以来、試験飛行を重ね、機能・性能、安全性などの確認を重ねました。このほど、防衛装備庁による審査を経て、納入にされたもので、今後は試作品を使い、防衛装備庁が各種試験を実施します。

防衛省とSUBARUの「航空機搭載型小型赤外線 センサシステムインテグレーション」事業の契約は、2013年度から2018年度にかけて設計、飛行試験機1機、赤外線センサ1式、 地上システム1式などを試作し、2016年度から2019年度に試験を実施し、研究を終了する予定で、計9億2,100万円の予算を投じます。

なお、「JA8222」は2018年6月、スバルファイナンスを所有者として復籍しています。

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