エティハド、A320とA321のエコノミーに新シート 機内食も一新

エティハド、A320とA321のエコノミーに新シート 機内食も一新

ニュース画像 1枚目:新たなエコノミークラスのシート
© Etihad Airways
新たなエコノミークラスのシート

エティハド航空は2019年4月28日(日)、エコノミークラスの改修プログラムを発表しました。主に短距離リージョナル路線やアブダビから5時間以内の路線で使用するA320、A321で実施するリニューアルで、スマートフォンやタブレットなどの個人の電子機器でエンターテイメントをストリーミングできる機能などを含め、全機の対応は2019年8月を予定しています。

イギリスを拠点とし、航空機の座席製造分野をリードするアクロ(Acro)の人間工学的な「エクストラ・スペイシャル・デザイン(Extra-spatial Design)」シートを特徴とし、膝部分により多くの空間を提供、またUSBポート、タブレットホルダーなどの装備で、より快適に過ごしやすい座席仕様となっています。

このナローボディー機の機内エンターテイメントでは、ブラウザからエティハド航空の「eXWシステム」を通し、ハリウッドの人気作品など、300時間を超える無料の機内エンターテイメントをストリーミングで提供し、ホームエンターテイメント体験を楽しめます。

また、機内食も改良を行い、3時間超のフライトでは、無料の食事サービスが現代的なビストロスタイルとなり、季節の新鮮な食材を使用し、よりデスティネーションに焦点をあてた選択肢を提供します。またトレイの上をすっきりさせるため、デザートは食後のコーヒー、紅茶と共に別の機会に提供されます。このほか、全てのフライトで、タパスボックスやスナックなど有料の「Sweet or Salty」メニューを拡大しています。

新たに導入されるアブダビの遺産を表現した三角形の皿は、リサイクル素材を使用して作られた新たなカトラリーで、85%軽量化することで機体の重さを軽減し、燃料効率を向上させるほか、エティハド航空は2022年までに使い捨てプラスチック製品を80%削減するなど、持続可能性に向けた取り組みも強化しています。

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