フジドリームエアラインズ(FDA)は、2019年5月7日(火)付けで、山形空港で滑走路を逸脱した当該機について4月27日(土)から運航を再開していると公表しました。この機体は、機体記号(レジ)「JA11FJ」のERJ-175STDです。
この事案は4月23日(火)、「JA11FJ」で運航していた山形発16時40分、名古屋小牧着17時50分予定のFDA386便が、山形で離陸滑走中に滑走路を逸脱し、滑走路東側の緑地帯で停止したものです。当該便の搭乗客にけがはなかったものの、同社は改めて乗客、関係各所に陳謝しています。
この事案は重大インシデントとして運輸安全委員会が調査を実施しており、フジドリームエアラインズはこれに全面的に協力すると同時に、可能な範囲で、自主的に原因究明と再発防止に向けた取り組みを実施しているともコメントしています。
当該機のJA11FJは、考えられる不具合原因に関係する部品の交換、機能試験を実施し、不具合の再発がないことが確認され、4月27日(土)から定期便などでの運航を再開しています。同社保有の他の機体でも、同様の点検を実施し、不具合がないことが確認されています。