チャイナエアライン、777Fを導入へ ボーイングと覚書に署名

チャイナエアライン、777Fを導入へ ボーイングと覚書に署名

ニュース画像 1枚目:ボーイング777貨物機
© Boeing
ボーイング777貨物機

チャイナエアラインとボーイングは2019年5月8日(水)、777貨物機(777F)プロジェクトを開始し、確定3機、オプション3機の発注について覚書(MoU)に署名しました。
 
2014年9月から2016年5月にかけて、チャイナエアラインは合計10機の777-300ER旅客機を導入しています。777Fと777-300ERは777ファミリーの派生系で、いずれもGE90エンジンを搭載しています。これにより、メンテナンスコストを削減し、旅客と貨物機でメンテナンスの管理を改善し、パイロットの人員配置の柔軟性を高めます。現在の777-300ERパイロットは、差異訓練を受けた後、777Fで乗務が可能です。

777Fは777双発ジェットの貨物機で、市場に投入されている航空機で最も効率的な機種です。貨物積み込み作業は、777Fと747-400FのULDに互換性があり、スムーズな取扱いにつながります。同時に、747-400Fと比べ777Fは20%以上の燃料を節約でき、燃料費が高騰する場合でも、競争力の高いサービスを提供できます。
 
チャイナエアラインは新たな777Fを主にヨーロッパと北米市場で運航し、747-400Fの機材更新と需要の増大に対応します。チャイナエアラインは747-400Fを18機保有しており、2000年7月から2007年4月にかけて導入しています。

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