デルタ航空は2019年5月7日(火)、同社初のA330-900neoがトゥールーズで、最初の試験飛行を実施したと公表しました。この機体は、製造番号「1915」、機体記号(レジ)「N401DZ」で登録される予定で、「1915」は北米で初めて運航されるA330-900neoです。
デルタ航空のA330-900neoは、デルタワンスイート、デルタプレミアムセレクト、デルタコンフォートプラス、メインキャビンの4クラス制で、それぞれのシートが装備される予定です。また、座席にはLEDのアンビエント照明や、メモリフォームクッション、ワイヤレス機内エンターテインメントシステムが搭載されています。
A330-900は「A330neo」としてマーケティング展開されており、現在のA330をベースに効率性と柔軟性を高め、短距離から長距離路線まで、さまざまな市場に対応できる機種として展開するA330ファミリーの最新機材です。
デルタ航空ではA330-900neoを35機、 発注しており、2019年に2機、2020年に2機が納入される予定です。なお、「1915」の納入は2019年春の後半ごろの予定です。