日本貨物航空、セキュリティ強化で米向け貨物情報の締切り時間を再告知

日本貨物航空、セキュリティ強化で米向け貨物情報の締切り時間を再告知

日本貨物航空(NCA)は2019年5月13日(月)、アメリカ政府が航空貨物のセキュリティ強化を目的に施行したACAS(AirCargo Advanced Screening)プログラムの本格運用が6月12日(水)から開始されるに伴い、アメリカ当局から搭載許可を取得する必要があるため、貨物情報提出の締め切り時間を案内しています。

適用されるのは6月12日(水)アメリカ到着分からで、アメリカ行き、またはアメリカを経由する航空貨物に対して実施されます。対象貨物のAWB券面情報(FWB)、HAWB混載情報(FHL)の電子的データは、予約したフライト出発時間の4時間前まで、航空運送状と混載航空運送状は、フライト出発時間の3時間前までに提出する必要があります。なお、提出締切り時間に間に合わない場合は、その写しをメールやFAXで提出します。

また、IATA Cargo-IMPに即した正確な情報が必要で、混載貨物の場合は、CONSOLIDATION等の混載である旨、ストレート貨物の場合は、品名をFWBに記載します。

スモールパッケージの場合は、AMS事前申告制度と同様、FHLの電子的データをアメリカ当局に直接送信し、アメリカ当局からの搭載許可を得た後に、NCAの上屋まで貨物の搬入を行います。FWBは現行同様、NCA宛に送信します。

所定の時刻までに正確な情報が提出できない場合は、予約したフライトへの搭載ができない可能性があるため、時間に余裕をもった情報提出を呼びかけています。

期日: 2019/06/12から
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