国土交通省関東地方整備局は2019年5月16日(木)、「第7回 羽田空港における地盤改良に関する修補検討委員会」の開催概要を公表しました。この会議は5月15日(水)、九州大学名誉教授の善功企氏を委員長に、沿岸技術研究センターや港湾空港技術研究所などの関係者8名、計9名が参加し、開催されました。
これによると、2019年4月に終了した補修工事の地盤改良工で、これまで得られた事後調査結果では、液状化対策として改良効果が得られていることが確認されました。実施された施工は、薬液を地盤に注入し地盤改良する「浸透固化処理工法」、高圧噴流水で地盤を撹拌・混合する「高圧噴射撹拌工法」、流動性の低いモルタルを地盤に圧入する「CPG工法」です。
この羽田空港の修補工事については、残る事後調査結果を踏まえた最終確認とその後の舗装工を含め、年末までに完了する予定となっています。