防衛省・自衛隊は2019年5月19日(日)から5月21日(火)にかけて、5月18日(土)に鹿児島県口永良部島で発生した大雨による導水管破損に伴う断水被害に対し、陸上自衛隊が対応したと発表しました。自治体での復旧対応が困難な状況から、5月19日(日)23時に鹿児島県知事が陸自国分駐屯地の第12普通科連隊長に対し災害派遣を要請、これを受けた対応です。
活動部隊は5月20日(月)12時45分、第12普通科連隊長は西部方面総監部幕僚などと口永良部島で現地の被害状況を確認しました。5月21日(火)10時59分、第12普通科連隊を中心とした約60名が、西部方面航空隊のCH-47JAで口永良部島に到着し、午後から現場で断水復旧支援や暗渠部の流木などを除去しています。
連絡員は5月19日(日)、第12普通科連隊のLOが鹿児島県庁で情報収集を実施、5月20日(月)と5月21日(火)には、第8師団司令部のLOも加わり、鹿児島県庁で情報収集を行いました。活動規模は人員約60名、航空機1機です。