西菱電機、大阪空港交通にトランシーバーアプリ提供 災害時の通信にも

西菱電機は2019年5月22日(水)、関⻄主要ターミナルと伊丹空港と関西国際空港を結ぶリムジンバスを運行する大阪空港交通に対し、トランシーバーアプリ「Transceiver」の提供を開始したと発表しました。

大阪空港交通はこれまで、運行管理者と現場案内係との連絡に電話を利用しており、各案内係へ個別に連絡をとるのに時間を要していたことや、2018年に発生した大阪府北部地震や台風の際に電話が使えないことがあり、連絡手段の見直しを検討していました。

このアプリを導入したことで、大阪空港交通が運行するリムジンバスの運行管理者と現場案内係との連絡が迅速に行えるようになったほか、パケット通信の利用により災害時でも繋がりやすい連絡手段として、BCP対策としての利用にも期待されています。