パリの主要空港を運営するADPグループのADPアンジェニエリは、主要な国際空港の設計と調査・技術支援の国際契約と、フランス海外県で新たな契約を獲得したと発表しました。
契約を締結したのは中国の深圳宝安国際空港、台湾の台湾桃園国際空港、ベトナム・ハノイのノイバイ国際空港、ギリシャ・アテネのエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港、メキシコのサンタルシア軍事基地、フランス西インド諸島グアドループのポワンタピートル国際空港です。
このうち深圳では、空港開発を支援するため同エリアの交通量と空港処理能力に関するプロスペクティブ調査、台湾桃園国際空港では航空交通を開発するシミュレーション調査、ノイバイ国際空港では空港の拡張や、2030年と2050年基本計画の実践に関する9カ月間の調査を受託しています。
エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港ではヨーロッパの新基準に準じた預入手荷物システムへの移行を監督、サンタルシア軍事基地では民間空港への転換支援、ポワンタピートル国際空港ではターミナル2の新手荷物配送所のフィーシビリティー・スタディーと、建設計画策定に関するプロジェクトマネジメントを支援します。
なお、ADPアンジェニエリでは、世界で140件以上の空港プロジェクトに従事しています。