IHIエアロスペース、イプシロンロケット開発・打上げ事業者に選定

IHIエアロスペース、イプシロンロケット開発・打上げ事業者に選定

IHIエアロスペースは2019年5月29日(水)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、イプシロンロケットの競争力強化開発と、打上げサービス事業者に選定されたと発表しました。

イプシロンロケットは、小型衛星の需要拡大と多様化に対応、組立や点検などの運用を効率化し、コンパクトな打ち上げシステムを実現するために開発されたロケットです。M-VロケットやH-ⅡAロケットの固体ロケットブースタなど、日本で培われた固体燃料ロケット技術が適用されています。

IHIエアロスペースは、運用中のイプシロンロケットの機体システムの開発や製造を担当し、4号機からJAXAが実施していたロケットの全製造工程の管理を含む業務を担う、製造プライムメーカーとしてプログラムに携わってきました。今後は、イプシロンロケットの国際競争力強化のため、JAXAと設計を進めます。

IHIグループは、今後も日本の宇宙開発事業の発展に尽力し、安定した宇宙輸送事業を育てていく方針です。

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