統合幕僚監部は2019年5月29日(水)、中国機による東シナ海と太平洋での飛行を公表し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応しました。確認された機体は、Y-8電子戦機とY-9情報収集機、それぞれ1機ずつです。
Y-8電子戦機は上海方面から対馬方面へ東シナ海を飛行、Y-9情報収集機は上海方面から宮古海峡を南下、さらに方向を台湾南部方面に向けて南下し、それぞれ同一航路で中国本土方面へ戻っています。この飛行による領空侵犯などは確認されていません。
公開された画像によると、Y-8電子戦機は「30015」、Y-9情報収集機は「9231」と尾翼に記されています。それぞれの機体には情報収集を目的としたアンテナなどを備えています。