400機目のF-35納入、累計20万飛行時間を達成

400機目のF-35納入、累計20万飛行時間を達成

ニュース画像 1枚目:F-35A
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jim Araos
F-35A

ロッキード・マーティン(LM)は2019年6月3日(月)、全世界で運用されているF-35で計20万飛行時間を達成、同時に400機目のF-35も納入されたと公表しました。F-35プログラムの進捗と成熟度の高さを表す重要なマイルストーンで、共同作業によるコスト削減、品質向上、納品の迅速化に注力しているとアピールしています。

製造400機目の機体はアメリカ空軍向けF-35Aで、ヒル空軍基地に配備されます。機種別の生産機数はF-35Aが283機、F-35Bが87機、F-35Cが30機です。これらにより達成した20万飛行時間は、開発の試験飛行、訓練、運用、アメリカとそれ以外の参加各国の機体での全ての累計時間です。3機種のうち、F-35Aがおよそ125,850時間、F-35Bが52,410時間、F-35Cが22,630時間です。

現在、世界17拠点でF-35が運用されており、パイロット780名超、整備士7,500名以上となっており、10カ国がF-35を保有し、このうち8カ国が自国の基地で運用、初期運用能力の獲得を宣言しているのは7カ国の部隊で、戦闘での運用は3カ国となっています。

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