ジェットスター、客室乗務員の給与が不当に低い?-豪機関から指摘

ジェットスター、客室乗務員の給与が不当に低い?-豪機関から指摘

ジェットスターはオーストラリア連邦の政府機関、フェア・ワーク・オンブスマン(FWO)から客室乗務員の賃金が不当に低いとの指摘を受け、争う事になりました。オーストラリアの各紙も一斉に伝えています。

FWO、ジェットスターの発表と各紙の報道をまとめると、FWOはオーストラリア国内線での客室乗務員の賃金が不当に低いと指摘。一方、ジェットスター側は国際線に付随するオーストラリア国内区間の運航での乗務と主張しています。

問題となっているのは、タイで雇用された8名の客室乗務員。FWOは不当に安い賃金分の支払いとジェットスターへ罰則を与え、こうした慣行をやめることを主張。

ジェットスター側は、タイ人の客室乗務員はオーストラリア国内線のみで乗務した訳ではなく、シンガポール/ダーウィン/ケアンズ線のダーウィン/ケアンズ間についての訴えで、あくまで雇用したタイでの給与支払いを主張。また、現在は国際線乗務のみに専念するようにしているとも追記しています。

なお、2012年8月17日に公聴会が開かれる予定です。

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