世界初の水素燃料を利用したeVTOL「スカイ」、アラカイが開発

世界初の水素燃料を利用したeVTOL「スカイ」、アラカイが開発

ニュース画像 1枚目:水素利用航空モビリティー・システム
© Alaka’i Technologies
水素利用航空モビリティー・システム

航空モビリティーの設計と製造を手がける「アラカイ・テクノロジーズ(Alaka'i Technologies)」は、世界初の水素燃料電池航空モビリティー・ソリューション「スカイ(Skai)」を発表しました。

「スカイ」は電気垂直離着陸機(eVTOL)で、水素燃料電池だけを燃料源とするシステムを搭載しています。この水素燃料電池は95%が再利用可能で、残りはリサイクル可能とし、熱と水しか排出しない環境的にクリーンな燃料です。

航続距離は最大4時間、約400マイルで、乗員は5人まで可能です。また、BMWグループのデザインワークスと共同設計され、不要な複雑性、無駄、予想される障害点をすべてそぎ落とし、航空機の必須要素だけ残しています。

アラカイ・テクノロジーズは、スカイは交通渋滞の緩和から自然災害時の物資供給まで、実用的なソリューションを提供し、商用、民間、貨物、個人向け航空モビリティー市場のため、手頃な価格の現実的なアプリケーションを提供できる見通しと説明しています。

なお、アラカイ・テクノロジーズは、アメリカ連邦航空局(FAA)とテスト・プログラムを開始しています。

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