ニュージーランド航空、9月から社員のタトゥーを解禁 多様性の尊重で

ニュージーランド航空、9月から社員のタトゥーを解禁 多様性の尊重で

ニュース画像 1枚目:ニュージーランド航空 ロゴ
© Air New Zealand
ニュージーランド航空 ロゴ

ニュージーランド航空は2019年6月10日(月)、9月からパイロットや客室乗務員などを含む同社社員のタトゥーを認めると発表しました。これにより、制服着用の有無に関わらず、ニュージーランドの先住民族「マオリ」の「タ・モコ」と呼ばれるタトゥーや、不適切でないタトゥーを表に出すことが可能となります。

ニュージーランド航空は約5カ月間をかけて顧客や従業員に意識調査を実施し、文化や個性の表現方法として、同国内でタトゥーが認められつつあること、また5人に1人が少なくとも1つのタトゥーを入れ、そのうち30歳未満は35%以上にタトゥーが入っていることを考慮し、社会通念の変化に航空会社も追いついていくことが重要と説明しています。

ニュージーランド航空は、職場におけるダイバーシティとインクルージョンにコミットメントを掲げ、マオリ族の言葉でニュージーランドを意味する「アオテアロア (Aotearoa)」のメイクアップを偽りなく反映でき、個性と文化遺産を表現できる多様性を大事にするとともに、タトゥーを解禁することにより優秀な人材確保を目指します。

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