エアバスは2019年6月18日(火)、セブパシフィック航空と計31機の発注について覚書(MOU)を締結しました。内訳はA330neoが16機、新たに開発が発表されたA321XLRが10機、A320neoが5機です。セブパシフィック航空は、A321XLRのローンチカスタマーの1社となります。
セブパシフィック航空が導入するA330neoは、モノクラス構成で460席を装着するA330-900です。A320neoは、モノクラス構成で194席を装着する初めての仕様となります。ローンチカスタマーとなるA321LXRは、フィリピンからインド、オーストラリア路線にも投入できる機材となります。
この契約により、セブパシフィック航空は2024年までに、機材を新世代の環境効率の高いものに置き換えて運航する計画です。運用効率を高め、快適でありながら、長い航続距離を備える機体で、アジア太平洋地域のネットワークをさらに拡大し、競争力を高めます。