IAG、737-8-MAXと737-10-MAXを最大200機購入へ

IAG、737-8-MAXと737-10-MAXを最大200機購入へ

ニュース画像 1枚目:ボーイング 737-8-MAX
© Boeing
ボーイング 737-8-MAX

インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2019年6月18日(火)、ボーイングと737 MAXを最大200機購入することで覚書(LOI)を締結しました。この契約は、2クラスで178席の737-8-MAXと、最大230席の737-10-MAXの2機種をIAG傘下のブエリング、レベル、ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン・ガトウィック発着便で使用する計画です。カタログ価格で240億ドル相当の契約です。

IAGは傘下にエア・リンガス、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、ブエリング、レベルのブランドを展開しており、エア・リンガス、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空は737クラシックを運航していましたが全て退役済みで、ブエリングとレベルは初めて737を導入します。

IAGは傘下ブランドでこれまでA320neo、A321neoを102機、確定発注済みで、32機を受領しています。IAGのウィーリー・ウォルシュCEOはグループの保有機材の多様化と競争促進のための737MAX導入とコメントしています。

この契約は737 MAXの運航停止後の初めての契約となり、ウォルシュCEOは規制当局から承認を受け、今後数カ月以内に定期便の運航再開に期待するとコメントしています。今回の契約では、2機種の機数の詳細は明らかにされていませんが、最終合意に達し次第、ボーイングの発注・納入リストに掲載されます。

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