デルタ航空は2019年6月26日(水)、顧客サポートを目的に、Appleメッセージアプリの試験運用を開始したと発表しました。デルタ航空はAppleビジネスチャットを通じたメッセージアプリを使用する初めての航空会社になります。
夏季期間は顧客の好みと需要をテストするため、一部顧客を対象に段階的な試験を展開しており、秋には全ての顧客が利用できるサービスとして、Fly Deltaアプリに統合する予定です。
段階的な展開で、一部の搭乗者は旅行前にデルタ航空から旅行のヒントが記されたメールを受信します。「Need Help」と書かれたリンクをiOSデバイスでクリックすると、自動的にアプリが立ち上がり、デルタとつながります。パソコンなど他デバイスでリンクをクリックすると、公式サイトのメッセージ、インターフェースに接続されます。また、アプリ「Fly Delta」iOS版の中から直接Appleビジネスチャットを使用する限定試験も実施します。
多くの顧客が電話、eメール、その他のソーシャルメディアを使用せずにメッセージを送りたいとの要望を受けて導入するもので、これより、iOSデバイスを利用する顧客はメッセージアプリを利用し、即時に質問の回答を得られます。
なお、Appleの公式サポートサイトによると、2019年5月14日(火)更新時点でビジネスチャットはベータ版で、アメリカでしか利用できません。