陸自、メガシティ会議を支援 オリ・パラや首都直下地震への対策を議論

陸自、メガシティ会議を支援 オリ・パラや首都直下地震への対策を議論

ニュース画像 1枚目:メガシティ会議
© 陸上自衛隊
メガシティ会議

陸上自衛隊は2019年7月17日(水)から7月18日(木)の2日間、市ヶ谷地区でメガシティ会議の開催を支援します。アメリカ陸軍訓練教義コマンドとアメリカ太平洋陸軍主催のシンポジウムで、防衛省とアメリカ軍関係者や部内外から約200名の有識者が参加します。陸自は本会議の運営に協力し、パネリストと聴講者として参加します。

会議は、巨大都市で自然災害などが発生した際、人道支援や災害救援の効果的な活動例を検証し、東京オリンピック・パラリンピックや首都直下地震への対策に活かせるか議論します。陸自はこの会議で、陸上防衛力の有意性と取り組みについて、理解を促進し、巨大都市での各種事態へ対処する実効性を向上させる方針です。

陸自は現在、航海中の護衛艦「いずも(DH-183)」で実施されている、日ASEAN乗艦協力プログラムに、陸上幕僚監部と水陸機動団の要員を派遣し、ASEAN加盟全10カ国の将校とASEAN事務局員に人道支援や災害救援分野に係るセミナーを海自、空自と連携して実施しています。

このほか、6月30日(日)から7月26日(金)まで、協同転地演習を実施しており、各種輸送力を使用した機動展開訓練と転地先での各種訓練を通じ、戦術技量の向上を図っています。

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