KLM、航空業界での持続可能なソリューションめざし協力呼びかけ

KLM、航空業界での持続可能なソリューションめざし協力呼びかけ

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© KLM
Fly Responsibly

KLMオランダ航空は2019年6月29日(土)、航空業界における利害関係者に向け、持続可能なソリューションの発展への協力を訴えた公開書簡を発行しています。

「責任をもって飛ぶ(Fly Responsibly)」をスローガンとし、航空会社、提携会社、顧客、従業員に、KLMオランダ航空が既に実践しているサステナビリティ活動やツールを共有する一方、協力者の見識をKLMに提供することを求めています。

世界で人間活動によって作り出される二酸化炭素排出量のうち、2%から3%は航空業界が占め、人口や貿易、富の増加などで、この割合は増える可能性があります。エールフランス-KLMグループは過去14年間、ダウ・ジョーンズのサステナビリティ・インデックスで上位3位にランクインしています。

今後もこれを保持するため、機材更新や独自のカーボン・オフセットの仕組みを開発しているほか、初となる持続可能な航空燃料の製造工場や未来の航空機「Flying-V」の発展にコミットメントを表明しています。2018年はこれらの取り組みにより、二酸化炭素排出量が2011年と比較し、旅客1人当たり17%削減されています。

KLMは、航空における持続可能な発展は、航空会社単体の課題ではなく業界として協力することにより進展できるとし、このイニシアチブを立ち上げ、炭素のオフセットに向け、他社とKLMの二酸化炭素ゼロプログラムを無料で使用することなどを提案しています。

■KLM Fly Responsibly
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