航空機からの機内持込み品などの落下防止、航空局が関連団体に通達

航空機からの機内持込み品などの落下防止、航空局が関連団体に通達

国土交通省航空局は2019年6月28日(金)、航空機からの機内持込み品や航空機部品などの落下防止の文書を発行、関連団体に通達し注意喚起しています。

これは4月17日(水)に東京都荒川区上空で発生した、小型機からカメラレンズが落下した事案、さらに過去には空撮のため飛行していた回転翼機からヘッドセットが落下した事案などが発生しており、航空局はこれらの事案が航空安全に対する信頼を失墜させかねないとして、機体持ち込み品の落下防止対策などを周知しています。

航空局は、機体持ち込み品の落下防止対策は、機長が飛行前に落下防止に必要な処置が確実にとられるよう注意喚起し、飛行中も当該処置が実施されているか監督するよう求めています。また、航空機からの落下防止対策では、点検や整備、機長による出発前確認を適確に実施すること、落下物事案が発生した場合は、最寄りの空港事務所などに速やかに報告するよう求めています。

メニューを開く