航空局、客室乗務員や運航管理、整備スタッフの飲酒基準を制定

航空局、客室乗務員や運航管理、整備スタッフの飲酒基準を制定

国土交通省航空局は2019年7月5日(金)、4月の有識者検討会でとりまとめた航空従事者の飲酒基準を踏まえ、操縦士以外の客室乗務員、運航管理従事者、整備従事者の飲酒基準を制定しました。

内容は、アルコール検査の義務化、アルコール教育の徹底など、アルコールが検知された場合や検査を不正に行った場合等について航空局への報告の義務化について制定されています。

このうち、アルコール検査の義務化では、業務前にストロー式のアルコール検知器による検査を義務化し、アルコールが検知された場合は業務を禁止するほか、検査時のなりすましやすり抜けなど不正防止体制、検査結果の記録と保存が義務化されます。

なお、新基準は7月5日(金)から施行されていますが、大量のアルコール検知機器の整備など時間を要する場合があることから、12月31日(火)まで猶予期間が設定されています。

期日: 2019/07/05から
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