鹿屋航空基地の第1航空群、7月29日にP-1哨戒機を配備

鹿屋航空基地の第1航空群、7月29日にP-1哨戒機を配備

ニュース画像 1枚目:P-1哨戒機
© 海上自衛隊
P-1哨戒機

海上自衛隊鹿屋航空基地で2019年7月29日(月)、第1航空群にP-1哨戒機が配備されました。現在の主力はP-3Cですが、今後数年をかけてP-1に更新する予定です。

第1航空群は、1959年7月に鹿屋航空隊を新編、海自の固定翼航空部隊発祥の地としてPS-1飛行艇を除く歴代の哨戒機、P2V-7、S2F-1、P-2J、P-3Cを配備してきました。

P-1は、P-3Cの後継としてP-2J以来の国産哨戒機です。2007年に初飛行し、2013年から運用を開始しています。操縦系統に光ファイバーを使ったフライ・バイ・ライトを実用機として世界で初めて使用した機体で、航空自衛隊のC-2と部品を共通化し、コストダウンを図っています。

全長38メートル、全幅35.4メートル、全高12.1メートル、巡航速度833キロメートル、乗員11名、兵器倉に短魚雷、対潜爆弾、主翼下対艦ミサイル8発と搭載できます。同じ時期に開発されたボーイングP-8と比較されることがあります。

期日: 2019/07/29から
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