和歌山県など、羽田/南紀白浜線の機材大型化または増便を要望

和歌山県など、羽田/南紀白浜線の機材大型化または増便を要望

ニュース画像 1枚目:JAL本社で要望書提出
© 南紀白浜エアポート
JAL本社で要望書提出

和歌山県、南紀白浜空港周辺の6つの自治体、南紀白浜エアポートは2019年8月2日(金)、連名で日本航空(JAL)へ羽田線の「機材大型化または4往復化による供給座席数の増加」に関する要望書を提出しました。

南紀白浜空港は2018(平成30)年度、開港以来過去最高の搭乗者数16万1,570人、平均搭乗率78.3%を記録しました。和歌山県は、堅調な観光需要、IT企業の進出、近畿自動車道の全線事業化や小型ロケット発射場建設決定など、大規模プロジェクトが活性化しビジネス需要が急増し、好調の要因とみています。

現在、1日3往復便のうち、18時35分の羽田行最終JL218便を中心に、座席の確保が困難な状況が頻発しており、今回の要望に至っています。現状では、南紀白浜空港で機会損失が発生しているとし、JALに機材大型化、または4往復化による供給座席数の増加を提案しています。

羽田/南紀白浜線は95席のERJ-190でジェイ・エアが運航しており、165席の737-800に大型化すると供給座席数が73%増加します。和歌山県、南紀白浜空港周辺の6つの自治体、南紀白浜エアポートの地元は、空港の利便性向上に向けた取り組みを推進しており、要望と同時に東京発の誘客キャンペーン、地元事業所や住民への割引運賃の周知などを通じ、利用促進活動にも取り組む方針を示しています。

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